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哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』 このページをアンテナに追加 RSSフィード



【山崎行太郎の著書】



哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/

2010-02-13

『日本テレビとCIA…発掘された「正力ファイル」』を読む。

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小沢事件」のポイントは、東京地検特捜部の「暴走」問題から、世論調査による情報操作という大新聞やテレビなどの駆使する方法、いわゆる情報メデイアの政治性という問題に移りつつあるといっていいが、そこで、僕がもっとも興味をそそられ、最近徹夜で熟読し、感動した書物が、『日本テレビとCIA…発掘された「正力ファイル」』(有馬哲夫著、新潮社、2006/10/20)だったと言っていいが、この書物を読んだことのある人と読んだことのない人とでは、新聞やテレビに対する考え方には、思想的に大きな落差が出てくると思われる。それは、ネット情報に接している人とネット情報から切断され、新聞やテレビの一方通行的な情報にしか接していない人の、物の考え方の違いに似ているといえるかもしれない。ところで、昨夜は、日大芸術学部の「日芸マスコミ研究会」に呼ばれ、小さな講演会を開いたのだが、参加していただいた人たちは、ほとんどがかなりの「ネット派」と思われ、ということはつまりほぼ全員が「東京地検特捜部」「マスコミ」に批判的で、要するに「小沢擁護派」の人たちであって、講演会の前は、「小沢批判」の狂信的なネット右翼が紛れ込んでいて、場合によっては不穏な空気になるのではないかと少し心配だったのだが、心配するほどのことはなく、和やかに、楽しく話ができたし、その後の質疑応答やディスカッション時間も、そしてまたその後の「飲み会」も、とても知的で愉快な時間をすごすことが出来た。あらためて参加してくれた方々に感謝します。さて、僕が、昨夜、話したことの中心は、『日本テレビとCIA…発掘された「正力ファイル」』に書かれているような、米国CIAと日本メディアの関係性という問題だった。主に日本テレビと読売新聞、そしてその中心人物、正力松太郎を取り上げたのだが、別に他意はなく、「CIA文書正力松太郎ファイル」という具体的な証拠資料があり、陰謀論でも妄想の類でもないことが確実だったからである。おそらく他の新聞やテレビも大同小異と言っていいのではなかろうか。ともあれ、僕は、やはり、「小沢事件」は、この本に書かれているような問題、つまり、新聞やテレビに対する米CIAの「対日心理戦」という問題にまで立ち戻って考えなければならないと思う。敗戦直後の米軍による情報統制については、江藤淳の『閉ざされた言語空間』があり、ほぼ明らかになっているといっていいが、サンフランシスコ講和条約以後、つまり米軍占領が終わり、名目的には日本が独立した後のメディアの問題は、つまり、保守合同がなり、「55年体制」が開始して以後における米CIAの「テレビによる永続的日本支配の野望」は、この書物を読まない限り、真相は分からないだろうと思う。テレビ放送開始後の日本の一般庶民の生活は、映画『三丁目の夕陽』が、面白おかしく描いていたが、テレビの登場の目的が、実は、米CIAによる「テレビによる永遠的日本支配の野望」にあったことは、おそらく誰も知らない。しかし、テレビも新聞も、まつたく当てにならないと言うこと、つまりテレビも新聞も、日本国民の方を向いていないと言うことが分かった今回の「小沢騒動」は、一挙にその真相を、日本国民の目前に暴露したと言っていい。たとえば、読売・日テレは、何故、新聞テレビの先頭に立って、熱心に、且つ終わることなく執拗に「小沢たたき」に狂奔するのか。日テレのニュース番組「バンキシャ」のコメンテーター、元東京地検特捜部長の河上和雄は、「小沢起訴」が確定したにもかかわらず、何故、性懲りもなく「小沢起訴」「小沢逮捕」を主張するのか。要するに、現在、必死になって「小沢たたき」をやっているテレビや新聞があったら、米CIAの影を疑ってみた方がいい、ということである。ちなみに読売新聞社主であり、「テレビの父」と言われた正力松太郎は、文字通り、米CIAの手先であり、その暗号名は「podam(ポダム)」であったことが、有馬哲夫早大教授が、ワシントンにある「国立第二国立公文書館」で発掘した「CIA文書正力松太郎ファイル」のなかにあることがわかっている。(続)

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dingding 2010/02/13 23:06 角栄殺しを反省しない大衆は必ず自ら滅びると確信してます。

ヤッホーヤッホー 2010/02/14 00:52 中曽根氏がロッキード事件をもみ消すよう依頼したとの公文書が公開された模様。 角栄さんの恨みがたたるのか。

mizusawamizusawa 2010/02/14 00:53 正力松太郎がスパイだったとして、読売新聞社内でその後継者である務台やナベツネはどうなんでしょうか?
なんでも紙面の一割を小沢叩きに使えと檄をとばしたそうですが・・・

フューラーフューラー 2010/02/14 02:09 これは、記事には直接関係ない、個人的な投稿です。
山崎先生はこれから、どのように評論活動を続けていかれるおつもりですか?というのも、私は先日の講演会には出席したいと熱烈に思っていたのですが、場所的に行けなくてとても残念な想いをしたのです。そこで、一つの提案といっては難ですが、東京だけでなく、大阪などでも講演会を開かれてはいかがでしょう?佐藤優氏の講演も東京でしたし、何かと東京ばかりで講演がされていて歯痒い想いをしております。飽くまでも、先生のブログの一愛読者の意見として、場合によっては聞き流して頂いても構いませんが、お耳に入れていただければ恐悦至極にございます。これからも精力的な活動を期待しています。関西在住者より

dingding 2010/02/14 03:51 マンガ・アニメ・ゲーム左右両翼は兎も角、大衆は付和雷同して信用できないとわかったので、自己目的化してのたうちまわる頭を切り取られた何かの生物のような検察・マスメディアに落としどころというか筋道を与える事を考えたほうが良いのではないかと思ってしまいます。

いおりいおり 2010/02/14 04:06 ナベツネも中曽根も、もう歳なんだから早く氏ねよ。こいつら全く日本国民の役に立ってねーじゃんw
いい人はみんな若くして死んじゃうけど、極悪人はやたら長生きするよねw
正力松太郎も長生きしたしw

世の中ふざけたことが多すぎるわ〜

出自出自 2010/02/14 09:38 どこの馬の骨かCIAをバックにほえる見苦しい男だ(多分男なんだろう)

不知命不知命 2010/02/14 09:44 今まで陰謀説の類は、スルーしていた。
こういったタイトルの書籍も過去にいろいろ出版されただろうが、読んでも結局証拠の積み重ねというより、著者の想像部分が多いのだろうと思って手にもしなかった。
でも、山崎先生の推薦なら一度読もうかなと考える。
巷にあふれる情報から、真実を伝える情報を選び出す作業も、大量の情報を送り出すインターネットだから逆に成し得るということなのだろうか。
情報革命は、旧体制の変革となるのがやはり歴史の事実であることを実感している。

guajiraguajira 2010/02/14 09:50 アイヌの真実−砂澤陣氏に聞く(左翼に依る差別の再生産)
http://www.youtube.com/watch?v=PrNkZHyGx9I

朱鷺朱鷺 2010/02/14 10:10 暫く前のBFブログに現在中曽根、ナベツネ、石原、小泉、池田・・などが上がってましたね。

velotomovelotomo 2010/02/14 14:01 シャボン玉ホリデー、どっきりカメラ、コント55号裏番組をぶっ飛ばせetc.11PMはユリ・ゲラーにUFOそしてお色気、ギャンブル。アニメ巨人の星に巨人軍のV9、タイガーマスクに全日本プロレス。俺達は歌番組にバラエティー、スポーツ中継そしてエロに狂喜した。さらにビートルズ東京公演、エルビスinハワイ世界同時衛生中継、マイケル・ジャクソンとローリング・ストーンズの日本公演。ジョン、エルビスは既に亡き昨年マイケルもこの世を去った。
ありがとう日本テレビ。そして、さようなら。

ニャンコロニャンコロ 2010/02/14 19:26 ↑↑ おまけでフジテレビ&TBS。

産経大嫌い産経大嫌い 2010/02/14 19:59 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100214/crm1002141802005-n1.htm
産経新聞はもう完全に検察のポチになり下がった模様。元産経記者の山際澄夫といい、産経はもう権力批判機構としては終わっている。

伊藤太郎伊藤太郎 2010/02/14 21:35 1.「秘密のファイル」
(春名幹男著、共同通信社刊)も有名。
2.「アメリカから来たスパイたち」
(大野達三、祥伝社)
3.「下山事件」(柴田哲孝、祥伝社)は、
祖父が同事件に関与していたのではないか と調査し始めて書いた本。満州から持ってきた金などが、戦後いかにCIAなどに利用されたがわかって興味深い。いわゆる右翼がCIAによって育成されたかも推察できる。

takotako 2010/02/14 22:09 先日は私ごときの稚拙な投稿を本文に載せて頂き、気恥ずかしい限りです。
「CIA文書正力松太郎ファイル」も戦後の日本を知る為の貴重な文献です。
そして、それを読み説いたうえで松本清長氏の「日本の黒い霧」や、柴田哲孝氏の著書「下山事件最後の証言」を読むとこの国が歩んできた「戦中戦後」そして「現在に至る病巣」の根源が一本の線で繋がっている事がわかります。
その流れを「阻止」しようとした人々が悉く「米国戦争屋と日本の戦争屋の下請け機関」によって失脚させられ、命を奪われていったかが「文章」によって判るのです。
「ペンは剣よりも強し」とはよく言ったものですが今、正に小沢氏は「既得権益を手放したくないマスコミ」からペンの力を最大限に利用した誹謗中傷攻撃」に晒されています。
本来「ペンの圧力」とは権力に対すると使われていたはずが「自分達の既得権益の擁護の手段」に使われている事は嘆かわしい限りです。

鳩山総理は鳩山一郎のDNAを持ってしてこの「戦中戦後の問題」を解決しようとしているのでしょうか?それとも日和見なのか?
どうも良くも悪くも読めない人物です。

日本海日本海 2010/02/14 22:15 田中角栄元総理ご他界され何年になるのか、その名、今、光を放ち。

データ復旧データ復旧 2010/02/18 14:40 良い勉強になります。いつも勉強させてもらってます

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