文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

『捏造の科学者』はデタラメなインチキ本だ!


昨日、立川の駅ビル「ルミネ」にあるオリオン書房という本屋さんで、捏造の毎日新聞記者=須田桃子の『捏造の科学者』を見つけたが、買わなかった。一読の価値無しと思ったからだ。言い換えると、すでに新聞記事などに書き散らしたもので十分だからだ。要するに、毎日新聞などに発表された多くのインチキ記事の再録だろうと思うからだ。


この手の本は、発売後、すぐにブックオフの「100円コーナー」に並ぶから、買うのはその時でいい。わざわざ、新刊を慌てて買うほどの価値はなし。買わなければならない本は、他にたくさんある。


この本は、新潮社から出た本と同様に、典型的な「小保方博士バッシング本」である。「みんなで渡れば怖くない」的な国民総動員のバッシング本である。現代日本の病巣の一つである批判能力を喪失したマスコミ主導の「バッシングの実態」を知りたい人には、それなりに参考になるだろうが・・・。



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(「doraのブログ」より)

笹井氏の骨までしゃぶる文春。
2015/1/15(木) 午前 9:21



『捏造の科学者・STAP細胞事件』(須田桃子)というのが文藝春秋から出ていて、売れてるようです。「笹井氏からの40通のメール」ってのがひとつのセールスポイントであるらしい。しかし、笹井氏の生前は、ゴシップ記事であんだけイジメ抜いといて、部数稼いでおいて、自殺に追いやっておいて、死んだら死んだで生前のメールをネタに、もうひと稼ぎですか。なかなか商魂たくましい。しかも、「笹井氏の自殺は理研のせい」(週刊文春)と開き直るところもなかなかです。あんたが言うことか。しかし、あたくしが注目したいのは、そこではない。
アマゾンでのレビューをみると、調査報告の内容を盛り込めなかったのは惜しい、というのがあった。でも、著者が原稿を書き始め、脱稿してから本を市場に出すまで数ヶ月はかかる。ですから、調査報告の内容を盛り込めば、出版はずっと遅れる。しかし、文春としては、調査報告の直後のこのタイミングで出したかった。その方が売れるからです。実際、そのネライは当たった。
しかし、調査報告の内容が結果的にクロと出たからよかったものの、もしシロと出ていたら、『捏造の科学者』っていうタイトルはとんだ茶番になります。つまり、このタイトルで、調査報告の直後にタイミングを合わせて出版したということは、事前に調査報告がクロということを知っていたということです。では、なぜ文春はそれを知っていたのか。内部リークです。理研内部からの「調査報告はクロ」という情報を、かなり早くから得ていた。ということは、最初から「結果ありき」の遺伝子解析だったと言えますね。


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