回転するものたち

手のなかだけでごにょごにょやってたって仕方ない。外に探さないとね。
それにしてもかっぱ寿司はすごい。ジャパニーズ・テクノロジー・アンド・フィロソフィーの結晶ここにありといった具合だ。ああいうところでネタやシャリの質を云々するのは無粋で、むしろ、こうゆうところだからこそのネタチョイス及び楽しみ方をするものと心得よう。なんたってここはタッチパネルといい、お湯注ぎ口といい、お菓子の家ばりにワクワクするギミックが盛りだくさんなんだから。ああよかった。前日、閣下に泣きながら「連れてって」とせがんだ甲斐があった。きっと海にいるときはとんでもないサイズだったんだろな、とか思いを馳せながら私はイカを口いっぱいに頬張った。