空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ジュネーブへ。

同行している友人が親戚の人に会いに行ったので、私はジュネーブに行く。ローザンヌから35分。さっそくバスに乗り込んで旧市街へ行こうとしたが、間違ったバス停に降りてしまう。うろうろしていたら、汽車の形をした観光トレーラーが突然現れた。運転手に「どこで乗れるの?」と聞いたら、ここで乗っていいよと言われたので10ユーロ払って乗り込む。いい加減である。
カルバンが説教をしていた、というサンピエール大聖堂やヌーヴ広場にあるジュネーブのオペラハウスと音楽院、宗教改革記念碑をゆっくり見て回る事が出来た。私は途中乗車だったのでもう一回最初から見て回らせてもらう。ほとんど観光名所を2回回ったことになった。旧市街は古くて趣きがある。
コープのカフェテリアでランチ。ソーセージを焼いた後シェフが、ソースは何がいいか聞くので何があるのか尋ねたら「英語、知らん」と言われた。ボストンから帰って2年、久しぶりに恐ろしく無愛想な人々に出会ったようになつかしく思う。
この街は徹底的にフランス語である。人々の顔もドイツ語圏のスイス人と全然違って目つきが鋭い。そしてよくしゃべる事しゃべる事。うるさい。
大雨になったので傘をさしながらの観光となる。来週オペラに着ていく服を捜したが、あまりに混んでいたので帰路につく。
特急の中にジプシーが乗り込んでギターを弾いて歌を歌い、そのあと礼儀正しくお金をもらいに来た。上げている人もいた。ひどい身なりだった。ガールフレンドもジプシーで、仲良く降りて行った。
ローザンヌから電車に乗ったが間違えて急行に乗ったので私の降りるエペスは飛ばされてしまった。
しかたなくヴヴイで下りて正しい電車の乗り方を尋ねる。すると50分待たないといけないことがわかったので、駅前のデパートで服とスカーフを買う。
この街は不思議なことに英語を話す人が多い。