空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

映画「ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い」を見る。

モーツアルトの歌劇、「フィガロの結婚」、「ドン・ジョバンニ」、「コシ・ファン・トッテ」の台本を書いたユダヤ人のロレンツォ・ダ・ポンテのストーリー。
ドン・ジョバンニ」の制作秘話と言える。
ドンジョバンニは日本で言う好色一代男のようなプレイボーイ。かのプレイボーイのカサノバも協力。
あまりに内容がふしだら過ぎて、初演の時ウイーン市民は「ついて行けない」
でも200年以上経った今でも上演される、芸術性の高い作品なのである。
35歳で死んだモーツアルトと違い、ニューヨークに渡ったロレンツォ・ダ・ポンテは87歳まで生きる。

女三界に家なし

骨折で入院している叔母は、少し弱気になっている。あれほどボランティアを立派にして、東京で表彰式してもらい、近所にお友達がいっぱいいるのに、退院したら息子にお世話になりたい様子である。
もちろん息子もその妻も働いているし子供たちは受験もある。おばあちゃんが身を寄せるなんて事はトラブルの原因になると思う。
女三界に家なしと言う江戸時代の「女大学」の思想がまだ彼女に染みついていて、夫が死んだら息子の世話になることが当然だと思っているのだろうか。
彼女は巣立って行った息子に頼らず、何十年と暮らした自分の街で社会サービスを受け、自立して余生を送るべきだと思う。