2010-08-09
CSNagoya 第5回GC本読書会 vol.5
csnagoya | |
id:authorNariさんを迎えたCSNagoyaでは、OSC名古屋 でのセッションに引き続き日曜日には CSNagoya 第5回GC本読書会 - nariさんスペシャル - を開催しました。
今回は、
を読みました。
インクリメンタルGCは、処理時間を犠牲にするものの最大停止時間を最小にするGC。一見簡単に見えるけど、実装はなかなか面倒らしく、ライトバリアの実装に各アルゴリズムの特徴が見える感じ。
今回初めてPythonのソース(の一部)を読んだのだけど、コメントが豊富でものすごく丁寧。
今回みたのはObjects/obmalloc.c だけなので、本当にごく一部なんだけどね。
RHGを手引きにしつつ、PHG(Python Hacking Guide)するべき?
とりあえずメモリアロケータの途中くらいまで進みました。
でも、ちょっと進行力が足りず中途半端なところで次回に続く、となっちゃいました ><
後半は発表大会。
csnagoya | |
GC関連のネタを仕込んできてくれたのが4名。
CoqでGCを証明してみたよ(id:mzpさん)
Coq、定理証明器ですよ。夢の「バグのないGC」の実現ですよ!
ただぼくはまだCoqの入り口にすらも触れていないので正しく理解していないわけで、最低限雰囲気がわかる程度には知っておきたいなあと思う次第です。
iPhone/iPadのメモリ管理 (id:sunflatさん)
うわー面倒くさそうだなぁObjective-C。なんでGC対応しないんだろ?
性能的に超高速というわけじゃないiPhoneではリアルタイム動作に支障が出ると、アプリケーションのエクスペリエンスが下がるから?
ちゃんとした開発者は適切に配慮できるだろうけど、そういうのが出来ないアプリが多くなると全体としての質が下がる虞がある的な。
GC in C++0x (@yak_ex さん)
闇の軍団 C++界からの刺客ですよ。
へぇ、GC支援のための機能が追加されるんだ。といっても、実質対応しなくても規格準拠になれるみたいなので多くの処理系はとうぶん対応しないのだろうなぁ、と。
Precise Garbage Collection for C の紹介(id:miura1729さん)
(「保守的なGC」は「オブジェクトであると疑わしいもの」をひっくるめて保護するので、安全ではあるものの効率はよくない)
なんか、ソースコードを変換してGCのための情報を付加したりするらしい。すごいことを考える人もいるものだ。
ちなみにBoehmの読み方は
によると
それはさておき"Boehm"の発音は日本で広まっている(?)と思われる「ボエム」ではなく、ドイツ語読みなら「ベーム」、英語読みなら「ボウム」です(本人に口頭で確認した)。
だそうですよ。
懇親会!
こちらの中華料理屋さんに行きました。
お外が明るいうちから麦酒やら紹興酒やら飲む背徳感はたまりませんね♪
サイン攻めに会うid:authorNariさんと、人生初のサインに戸惑う id:miura1729さん(GC本のレビュワーをされています)がみていて大変面白く。
料理も中国テイストの強い本格的な中華で、美味しく頂きました。
多謝
お忙しいところをはるばるお越し頂いたid:authorNariさん、どうもありがとうございました。大変充実した二日間になりました。名古屋方面の愉快な人たちも紹介できたので、きっと楽しんでもらえたものだと思っております♪
OSCNagoya ご来場いただいた皆様、あれだけ門戸を狭めたセッションにも関わらず70名以上もご出席いただいて本当にありがとうございます。正直ちょっとびっくりしました。けっこう毛色が違う感じだった気はするのですが、大成功だったと思ってます。
発表者のみなさん、素敵に濃い発表をありがとうございます。また無茶振りするのでよろしくお願いいたします♪
CSNagoya参加者の皆さん、いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

