ウチの店では、『世界の中心で、愛をさけぶ』よりも、パラダイムのノベルスの『ダ・カーポ』シリーズの合計の方が売れていると思う。さすがに、そろそろ抜かれるとは思いますが。
蒸し暑い一日。月末に向けて地味に動き回ってました。
『過ぎ行く風はみどり色』(倉知淳/東京創元社)
久しぶりに長い小説を読んだ気がする。猫丸先輩シリーズでは珍しい長編小説。でも軽い文章なんでスラスラ読めました。スラスラ読めたのですが、途中である重要な事項が判明した時、振り返って確認しようかと思いつつ面倒なのでやめちゃいました。きっと、そのとおりなんだろうって事で検討することも無し。時間があれば確認してみます。猫丸先輩ってなかなか活躍しないというか出てこないんですけど、その部分でも楽しめました。一人称の部分とかですね。そう思うと、軽く読みすぎたかもしれないなぁ。
『二輪乃書 ギャンブルレーサー(2)』(田中誠/講談社)
関のオヤジと金梨の対立が全体を引っぱっています。金梨はそんなに嫌いじゃないけど、この2人だと関のオヤジの方に肩入れしてしまう。でも、近頃は金梨に相当に押されてるぞ。
『はるか17』(山崎さやか/講談社)
美奈絡みで、裏の世界の話が増えてきました。でも、基本ははるかのグローイングアップが本流。CM撮りのところがやっぱり良いなぁ。