雑誌。幼年誌や『小学一年生』など。ゴールデンウィーク前ということで前倒し気味。昨日の『エルマガジン』の追加分は今日入荷。京阪神エルマガジン社は仕事が速い。
夕方、まだまだお客様が多い時間帯に妙なサイレンと共に「火事です」のアナウンス。生の声でなく、録音されてるアナウンスが延々と繰り返されるのが真実味をなくすなぁと思いました。というわけで結局はいたずらでしたが、それがわかるまでしばらくお客様は一人もいなくなりました、とさ。
局地的4コマ誌動向調査
世の中一般の話なんて全く知りません。ウチの店から見渡せる範囲での話です。
で、現在のウチでの4コマ誌の動向。「きらら」「ぱれっと」系は壊滅的に弱い。「きらら」を除く芳文社は安定して売れる。唯一売れが悪いのは「タイムスペシャル」。竹書房は全体的に厳しく芳文社並に売れてくれるのは「まんがライフ」のみ。「タウン」は売れるほうだけどジリジリ減ってるかも。
なぜそうなのか妄想的分析を使用かとも思いましたが、その前に付録のお話。竹書房に多い袋とじの付録。袋とじとは言ってもエロゆえの袋とじではなく、ここでしか読めない企画物ということが多いようです。さて大雑把ですが4コマ誌の読者というのは「買って読む人」と「立ち読みで済ませる人」に分けられると思うのですよ。さらに「買って読む人」は適切な表現が思いつかないのですが「マニアな方」と「時間つぶしに買って読む人」に分けますと
- 「マニアな方」
こちらの方々には概ね喜んでもらえる付録でしょう。 - 「時間つぶしに買って読む人」
こちらの方々にはたぶん不要かなぁと。その分安いほうが喜ばれそう。 - 「立ち読みで済ませる人」
こちらの方々が付録を目当てに買ってくれるといちばん美しい形だと思われます。でも実際にはそんなにないかと。
妄想的分析だと袋とじは「マニアな方」向けな付録という結果で、でも「マニアな方」は付録があろうがなかろうが買うのだから80円高くてもいいよね、っていう価格だったら嫌だなぁ、というか4コマ誌で400円って高くない? 芳文社の280円より4割ほど高いよ、とか思ったら芳文社のはどれも300円に値上げっぽいし、というあたりでまとまらずに終了。ああと、80円の壁を越えて「立ち読みで済ませる人」が購入しているのが多いなら意味のある付録であって、ここまでの話はすべてなかったことにしておいて下さい。
(注:ここでの話は先日の『まんがくらぶオリジナル 6月号』が通常定価320円のところ付録がついて400円だったのは高くない?ってところから思った話であって、要はせこい話です)