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Titanium Mobileリンク集
2012年01月02日
Titanium Mobile Best Practices
この記事はAppcelerator公式Wikiのドキュメント(2011/10/20更新版)に基づき、和訳±αしたものです。
訳質は良くないので眉に唾を付けて読んでくださいね(^^;
https://wiki.appcelerator.org/display/guides/Mobile+Best+Practices
(補足:Titanium Mobile SDK 1.7.x以前とは状況が異なる部分もありますので、1.8.x前提ということでご覧ください)
このガイドラインの目的
Titanium Mobileは比較的歴史浅く、継続的に変化をしているプラットフォームです。
このベストプラクティスは変更される可能性も否めませんし、Titaniumのアプリケーションを構築するのに必要な知識のすべてを網羅する事も出来ません。
そのため、現在Titanium Mobileアプリケーション開発(もしくは一般的なJavaScript開発)において「良い」(そしていくつかの「悪い」)として知られているプラクティスを整備することをこのガイドラインの目的とします。
概要
- 壱、グローバルオブジェクトを汚染するべからず
- 弐、シングルコンテクストであれ
- 参、CommonJSモジュールを使い、モジュール/オブジェクト指向であれ
- 肆、必要になるまでJSファイルの評価を遅延すべし
- 伍、メモリ管理には適切な手段を用いて、メモリリークを防ぐべし
えっ、それだけなの?
たとえばMVCやMVVMといったアーキテクチャや、既存・独自に構築したフレームワークを使用してアプリケーション開発するとしても、多くのバリエーションがあります。
あくまでもこのドキュメントの目的は合理的かつ、高いパフォーマンスのTitanium Mobileアプリケーションを開発するための基盤となる部分と考えます。
アプリケーション構造、ビジネスロジック、あるいは規約は異なる場合があるので、その部分についてのガイドラインをここでは触れません。
壱、グローバルオブジェクトを汚染するべからず
JavaScriptではアプリケーション全体で使用できるグローバルオブジェクトが存在し、グローバルな名前空間で定義された変数はグローバルオブジェクトのプロパティとなります。
Titanium Mobileにおいてグローバルオブジェクトとはすなわちapp.jsで定義されたものがこれにあたります。
app.jsで宣言された変数はアプリケーション全体で利用可能でなければなりません。
Ti.includeを介して外部スクリプトが取り込まれた際に、変数名の衝突を引き起こす可能性があります。また、これとは他の理由でTi.includeの使用は推奨されておらず、CommonJSのモジュールの仕様に乗っ取ったrequire関数によって将来的に置き換えられる予定です。
app.jsのグローバルオブジェクトを汚染しないようにするには、JavaScriptで利用可能な唯一のスコープ(クロージャ)を使用する必要があります。グローバルスコープを汚染を避けるためにクロージャを使用する簡単な方法として挙げられるのが、自己呼出関数いわゆる「即時関数」呼出しです。
(function() { var privateData = 'tee hee! can\'t see me!'; })(); alert(privateData); //undefined in the global scope
外部ファイルにコードを分離するときは、CommonJS仕様に従って提供されるrequire関数によって、グローバルスコープまたはモジュールのスコープに機能を追加するべきです。
この手法については、後ほど説明します。
弐、シングルコンテクストであれ
前項にてJavaScriptアプリケーションにおけるグローバルスコープについて述べましたが、Titanium Mobileアプリケーションにおいてはこのグローバルスコープをurlプロパティを持つウィンドウの単位で管理する事が可能です。
Windowを開く関数(Openメソッド)が呼び出されるとURLで指定されたJavaScriptの評価時に新しい変数スコープを作成します。カスタムイベントの使用による場合を除いて、お互いの変数を参照する事ができません。これが「実行コンテキスト」と呼ばれる複数稼働するJavaScript環境にあたります。
稀なケースを除いて、これは悪いことと考えることができます。
複数の実行コンテキストによって循環参照が引き起こされ、メモリリークが発生する可能性があります。この他にも、JavaScriptコードの評価時にライフサイクルが不明瞭になる問題があります。
コンテキストの間でデータの共有をする際にも、アプリケーションレベルでのイベントを通して行うなど、不格好な方法を用いなければなりません。
新しいウィンドウごとに「キレイな」グローバルコンテキストが欲しいという需要は潜在的にはあるでしょう。例えばデータ共有が不要であるKitchenSinkのようなアプリ内のアプリといった状況では役に立つかもしれません。
しかし、前述したようにこれは稀なケースであるため、URLプロパティを設定したWindowを使用しないようにしましょう。
参、CommonJSモジュールを使い、モジュール/オブジェクト指向であれ
「関心の分離」は凝集度(Cohesion)に関する設計原則に基づくアプリケーションロジックのJavaScriptファイルとオブジェクトへの分割によって強制されるべきでしょう。
すべてのJavaScriptアプリケーションがインスタンス化オブジェクトを使用しなければならないわけではありませんが、CommonJSモジュールの規格に則るべきでしょう。
CommonJSモジュールの仕様により、モジュールファイル内でexportsオブジェクトを介して
Titanium MobileにおけるCommonJSモジュールの使用例は以下の通りです。
//A simple CommonJS module, in lib/maths.js in the Resources directory var privateData = 'private to the module\'s sandbox, not available globally'; //any property attached to the exports object becomes part of the module's public interface exports.add = function() { var result = 0; for (var i = 0, l = arguments.length;i<l;i++) { result = result+arguments[i]; } return result; };
//Sample usage in app.js var maths = require('lib/maths'); var sum = maths.add(2,2,2,2,2); //sum is 10
CommonJSモジュールでインスタンス化可能なオブジェクトは次のようになります。
// lib/geo.js - A module containing instantiable objects function Point(x,y) { this.x = x; this.y = y; } function Line(start,end) { this.start = start; this.end = end; } //create public interface exports.Point = Point; exports.Line = Line;
// Sample usage in app.js var geo = require('lib/geo'); var startPoint = new geo.Point(1,-5); var endPoint = new geo.Point(10,2); var line = new geo.Line(startPoint,endPoint);
Titanium Mobileアプリケーションにおいてオブジェクトを作成するとき、オブジェクト指向を含む一般的なプログラミングのベストプラクティスに準拠する必要がありますが、ここではもう一つの方法について論じます。
Titanium Mobileにおける一般的なニーズとしてカスタムUI部品を作るというものがあります。
組み込みオブジェクトに拡張するための一般的な方法は、Parasitic Inheritance(他のオブジェクトへコピーし、メソッドやプロパティを追加する)ですが、標準的なJavaScriptでは妥当なプラクティスである一方、Ti.UI.createViewなどで返されるオブジェクトに代表されるプロキシオブジェクトを使用する際には予期しない動作をする可能性があります。 カスタム部品を作成するために合理的なアプローチは、通常のJavaScriptオブジェクトとプロキシオブジェクトを関連付ける、次のような形となります。
//ui/ToggleBox.js - A custom check box function ToggleBox(onChange) { this.view = Ti.UI.createView({backgroundColor:'red',height:50,width:50}); //private instance variable var active = false; //public instance functions to update internal state, execute events this.setActive = function(_active) { active = _active; this.view.backgroundColor = (active) ? 'green' : 'red'; onChange.call(instance); }; this.isActive = function() { return active; }; //set up behavior for component this.view.addEventListener('click', function() { this.setActive(!active); }); } exports.ToggleBox = ToggleBox;
//Sample usage in app.js var win = Ti.UI.createWindow({backgroundColor:'white'}); var ToggleBox = require('ui/ToggleBox').ToggleBox; var tb = new ToggleBox(function() { alert('The check box is currently: '+this.isActive()); }); tb.view.top = 50; tb.view.left = 100; win.add(tb.view);
肆、必要になるまでJSファイルの評価を遅延すべし
Titaniumアプリケーションにおいて大きなボトルネックの一つとしてJavaScriptの評価が挙げられます((特にAndroidにおいては。ただし、これはRhinoからV8ランタイムへの移行によりかなりマシになるはずです)
そのため、アプリケーションの起動速度やレスポンスを高速化するために、開発者はそれらが絶対に必要になるまでスクリプトをロードしないようにするべきです。
次の例では3つのウィンドウがそれぞれクリック(タッチ)イベントによって開くようになっています。必要になるまでJavaScriptファイルがロードされていないことに注目してください。
// app.jsにおける遅延ローディング //起動時に必要 var WindowOne = require('ui/WindowOne').WindowOne; var win1 = new WindowOne(); win1.open(); win1.addEventListener('click', function() { // win2に必要なオブジェクトをロード var WindowTwo = require('ui/WindowTwo').WindowTwo; var win2 = new WindowTwo(); win2.open(); win2.addEventListener('click', function() { // win3に必要なオブジェクトをロード var WindowThree = require('ui/WindowThree').WindowThree; var win3 = new WindowTwo(); win3.open(); }); });
伍、メモリ管理には適切な手段を用いて、メモリリークを防ぐべし
(非常に大規模なアプリケーションでは、)*1時折リソースのクリーンナップをする必要があります。クリーンナップするには二つの選択肢があります。
一つ目の方法として、現在開いているウィンドウを閉じることです。
これによりウィンドウ内のビューオブジェクトに関連付けられたリソースを解放するようになります。
二つ目の方法は、プロキシオブジェクトへの参照にnullを設定することです。
オブジェクトのガベージコレクション時に、関連するネイティブオブジェクトも同様にクリーンアップされます。
//Nulling out object references var win = Ti.UI.createWindow(); var myBigView = new BigView(); win.add(myBigView.view); win.open(); //...なんやかんやがあったあと... win.remove(myBigView); myBigView = null; // view(myBigView.view)がGCされるようになる
*1:原文ではこう書かれてますが、小規模であっても心がけるべき点であるため、カッコで括りました
- 56 http://d.hatena.ne.jp/towerofl/20120105/1325718223
- 43 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cts=1331104441622&ved=0CC8QFjAA&url=http://d.hatena.ne.jp/donayama/20120102/bestpractices&ei=sgpXT6n9C4P0mAXC4KClDw&usg=AFQjCNHYcK-h1krXaa5ZaicRbY1pCejnrg&sig2=gZ6tHHOhSLwY1go936
- 40 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=titanium mobile モジュール commonjs&source=web&cd=1&ved=0CCAQFjAA&url=http://d.hatena.ne.jp/donayama/20120102/bestpractices&ei=UA8QT6-kJ-LEmQX84cn-CQ&usg=A
- 39 http://b.hatena.ne.jp/uguisyu/favorite
- 38 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=2&cts=1331181157713&ved=0CDwQFjAB&url=http://d.hatena.ne.jp/donayama/20120102/bestpractices&ctbs=lr:lang_1ja&ei=YDZYT9b7DYzGmQXBzfG9Dw&usg=AFQjCNHYcK-h1krXaa5ZaicRbY1pCejnrg&sig2
- 18 http://goodsite.cocolog-nifty.com/uessay/2012/01/titanium-mobile.html
- 18 http://t.co/N9SzNrTQ
- 16 http://bowz.info/3713
- 16 http://t.co/rc6V7iPi
- 15 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=3&ved=0CEQQFjAC&url=http://d.hatena.ne.jp/donayama/20120102/bestpractices&ctbs=qdr:m&ei=Me8mT-TIMKqfmQWuqoCuDA&usg=AFQjCNHYcK-h1krXaa5ZaicRbY1pCejnrg&sig2=7Xcb_jFyOOaa-2EsZbWZfA


