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2018-09-10

★川、城、寺


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忘日、久しぶりの平成お徒隊にて所沢近辺。
いやまあ、それにしても今回は暑さもあつし長くもながし、やむことなしにクーラーの部屋に入り浸り。(何を隠そうわが部屋だけ空冷気がないのだ)
日がな一日ぐだぐだよれよれ、な〜んにもせずに、時間となればただ無駄飯食らうのみ。




駅から向かうは柳瀬川、といえばたぶんドブ川をイメージか、ところがぎっちょん。
透き通った清流さらさら、小魚ゆらゆら、涼風そよそよ、えらく爽やか。
川辺を下れば、カワセミ狙いのバズーカ砲の列、同年配がゆったりと椅子で彼女が現れるのを待つ。



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湿地の中の木道橋から浅い流れを見れば、小魚の群れがわ〜わ〜きゃ〜きゃ〜、あっちに逃げてこっちに戸惑い、ウム、ご幼少のみぎりなれば網もって飛び込んで、泥んこまみれの大騒ぎなるがなあ!






段丘上ってお城跡、栄華は夢か夏草の、空堀のみぞ悲しけれ。
老人一行疲れ果て、身も世もあらず休みたし、今日の行く末案じられ老骨むち打ち後にする。
日差しの中をとぼとぼと向かうは清瀬の村の中。



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ここは江戸の村境、頭上に恐ろし大蛇あり、それでも何か愛嬌の目だまが可愛い縄結界。
なんまんだぶ、ほうれんげ、いらぬ疫病、この先通行止めなるを、早う退散せよと祈るのみ。
こんなもんで効果ありやと疑うなかれ、村人の祈り必至を思うべし。



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再び戻って柳瀬川、岸辺彩るヒガンバナ、かってこの花、大量摘み取り持ち戻り怒られたるは夢か幻。
奇麗だものを何故ならむ、縁起悪しということは花に対して無礼とぞ、言いたくあれど言い難し。
そういえばこれを生け花に使うことってないよなあ!



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さてさて川を離れれば、野越え畑越え林越え、昼食したため元気出て、向かうは野火止用水に。
ああ! 哀れなる用水のその姿、思い切り押し込められし堀の幅、流れる水は魚住まず。
水を邪険に扱いし、人は行く末いかがなる、止むをえざれば止むなきと見ないふりして行きすぎぬ。



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用水たどって行きつく先は名だたる禅寺平林寺、不信心親父が場違いな、などというのは場違いゾ。
一歩入った境内は、モミジの緑滴りて風の涼しさ胸に染み、座禅でもというは全くの嘘っぺ。
飛んでもなき広き境内を、大端折りに端折り、有徳の気分を無理に味わい、そは天罰あるべし。



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空に夕暮れ迫るころ、駅前酒屋飛び込んで、わはは、いひひと酔いしれて。
今日の歩行は13キロとぞ。



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2018-08-14

★盛夏だナ


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忘日、あまりにも更新しなかったので何やら気が咎める。

こんなことは、カラスの勝手でしょ! のはずだけれど何となく気にかかる。

しかし暑いし書くことないしめんどくさい。

で、余所に書いたのをコピー。これで誤魔化してしばし忘れる。





8/4(土)は、「ぶら多摩散歩」(平成お徒歩隊)で黒目川に行く。

参加者は5名、おおよそ思っていた通りに少ない、けれど暑いさなかこれでちょうどいいとも考える。

途中、道を間違ってロス。これが効いて落合川源流部までしか行けなかった。

「ぶら多摩散歩」始まって以来の途中終了、ま暑すぎるから仕方がない。

暑い暑いといっても、水分補給、適宜なる休憩を考慮すれば、いわゆる「殺人的猛暑」なんて大げさすぎる。クーラーのない時代もあったのだから。

 

8/12(日)は、「ぶら多摩下見」で企画者技瓩叛鏡ァ∧仁啝方面を歩く。

雲が被さって痛いような陽射しはないけれど、その代わり風がほとんどない。じっとりと蒸し返され、これはこれでしんどい。

感心したのは「清瀬金山緑地公園」の中を流れる柳瀬川の水のきれいさ。新座に住んでいたころこの川を見ているが、どぶ川だったような記憶が残っている。

場所によりけりで、この公園辺りは特に水質に気を使っているのだろう。小魚がきらりきらりと腹をきらめかしつつ泳ぐのが、岸辺からでもよく見える。

柳瀬川は一級河川であり、管理は国なのでこの公園は正式には「柳瀬川調整池」とかいうらしい。要するに増水時の水溜め施設、しかし清流だからカワセミがいて例によりバズーカ砲レンズの爺さんたちがいる。

昼飯はうどん屋久兵衛」。旨くない。

平林寺は何回も見ているので、今日はパス。

新座の駅前、飯屋「いちげん」で軽く一杯。飲み物つまみも思いのほか充実。

 

それにしても、どうも足の具合が悪い。

外反母趾のため歩き方が変てこりんになっているのだろう、やたら疲れて歩けなくなる。

このまま歩行困難爺さんになるのだろうか? それだけは無しにして欲しいけれど、これも自業自得というものなのだろうか?

せいぜい労わりながら出来るだけ長持ちさせるしかない。



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2018-07-21

★渓谷へ行け 2

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さて、奥多摩駅から多摩川の流れに沿って下ってきて今、古里駅近く。

白丸ダム湖畔の数馬狭、鳩ノ巣渓谷、寸庭狭と、小さいけれどアップダウンがあり、暑さも加わってもはやへろへろ状態だ。いささか情けない気もするが歳であるからにして無理は禁物、独りで歩いていてぶっ倒れでもしたら、どなたにご迷惑をかけるやもしれぬ。ちょくちょく休みながら歩く。




そんなわけで古里駅近くの吉野街道に合流。
ここから下流の道は、先日青梅駅から古里駅まで歩いたのと同じルート、街道脇の小さな集落を縫って御嶽駅近くまで行く。その後川辺に下りて御岳渓谷を下り、できれば沢井駅まで行きたいと思う。


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先日も歩いた吉野街道沿いの小さな集落はむろん同じ佇まいであるが、花が違っていた。
あの女王様のごとき堂々たる山百合が跡形もなく消えて、今度はオニユリが誇らしげに咲いていた。この百合も好ましい花、見ていると、ああ、夏も通り過ぎていくのだナ、という感慨が湧く。


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この歳まで随分いろいろなものを見、聞き、読んできて、そのつどさまざまな思いがアワブクのように湧き上がっては時の彼方に流れていった。流れていったものは、これも歳とともに記憶がぼんやりと霞んで、むにゃむにゃと定かではない。
過去の記憶がいつまでもはっきり鮮明なのも困るだろうけれど、なんだか寂しい気もする。




御嶽駅近くまで街道に沿って歩き、川辺に下りる。
ここは多摩川の流れを半堰き止め状態にしたニジマス釣り場、青く澄んだ水が堰を越え、砂利を洗い流れていく。川べりの遊歩道を歩く。とりあえず目標は御嶽駅まで。


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多摩川の澄んだ流れを眺めながらゆく。
岸辺にはまだ紫陽花の花が咲き残っている。気温が低いということなのだろうか。紫陽花は梅雨明けとともに煙のように消えていくものだと思っていたが、気温の状態によっては夏の終わりまで咲き続けるのかもしれない。


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川辺を歩いているとどういうわけか気持ちが落ち着く。
都内では川という川を埋め立ててしまったらしいけれど、多摩地方には危うく難を逃れて生き残った川がある。そんな川には例外なく立派な遊歩道が設備され、人々が心地よさそうに憩っている。そこを流れる水は必ずしも綺麗とは言い難いけれど、それでも憩いの場所だ。
地方の人がその川を見れば、思わず片頬をゆがめてしまうような川ともいえない川であっても、小河川の少ない東京では貴重な水辺なのだ。

玉堂美術館の近くまで来て、もうここは御嶽駅最寄り、この辺りにも”水澄し”が渦巻く川面を渡っている。その数はさすがに夕刻なれば1,2匹。
ここで最後の休憩にする。ついでに沢井ガーデンに聞き合わせてみたら、5時まで大丈夫とのこと、今4時、ここからゆっくり歩いて3,40分ほどの距離というから大いに安心した。


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大いに安心してゆっくりと川べりの遊歩道を歩く。
夕方の散歩を楽しんでいる人もちらほら、怒涛のような陽射しもおとなしくなって川風が心地いい。川幅が広がって流れがせせらぎのようにゆったりしてきた。
間もなくゴールするはずだ。


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4:20、今日の目的地、澤ノ井ガーデン到着。
やれやれと思う。歩行距離のわりには疲れた感が強い。年のせいばかりでなく、この暑さも効いたのだと思いたい。顔を洗い、頭から水をかぶり、冷たく絞ったタオルで汗を拭いてようやくひとごご地ついた。
ビールと味噌こんにゃく。生ビールを思い切りごくごくしたかったが、日本酒の酒造元でビールはさすがにご法度らしく、缶ビールしかない。やむを得なければ仕方がない。


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夕刻の川風に吹かれながらゆっくりとビールを飲む。

疲れているせいか大変にまわる。

川辺のテラス席で女の人が独り日本酒を飲んでいる。

いい時間が流れていると思う。


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