−駒ケ岳−黒桧山

大沼白樺マラソンのスタート遠望

今年の暑さを言いあらわす言葉が見つからない。地球上のほぼ全域で破格の温度を記録し続け、有ろうことかモロッコでは26日の最高気温が45度に達したそうだ。これほどの高温は想像をすることも出来ない。
暑さだけではないのだが、今年の山行の少なさを心配し「みっちゃん」が赤城に行こうと言い出し、先月28日に駒ケ岳から黒桧山のコースを歩いてきた。UPに時間がっかったのも暑さゆえ、としておこう。





 
早出して6時半には支度を済ませ赤城神社を後にした。この日は6000人が参加し湖畔を周回する「大沼白樺マラソン」の日。少し遅れれば大混雑に巻き込まれるところだった。
黒桧山を先にするか駒ケ岳かで迷ったが、駒ケ岳コースにした。二つの鉄梯子を経て稜線に出る。ひと登りで駒ケ岳に着く。ここまではゆっくり気味ながら「山と高原地図」のコースタイムと同じようだった。
    
黒桧山の登りにかかる手前のドウダンツツジの皮がはがされ真っ赤になっていた。上手く生き残れるだろうか。すすきが穂を出していた。暑いとはいえ山はすでに秋の気配。キオンの咲き残りが一株目についが、花は極度に少なかった。
  黒桧山の上りにかかる。木段がひとかたまり毎につづら折りに架かる急登で、小休止が激増。いっこうにはかどらない。後ろの「みっちゃん」のいらいらが手にとるようだが、しかたがない。息も絶え絶えに花見ヶ原との分岐にたどり着き、鳥居を経て黒桧山に着く。
     
山頂で、はやお昼。次々と登ってくるが、沼側から黒桧山が圧倒的に多い。山頂でザックの底辺に小部屋が付いていてその中に小動物(イタチの類か。ペレットと呼んでいた)を連れてきたご夫妻に合い写真を撮った。
沼側から登ってくる方々はマラソンと重なり駐車できずに苦労したようだ。猫岩付近でマラソンがスタートする号砲を聞いた。スタート風景を撮ったが、かすかに写っていた。
  
沼側に下り、マラソンコースと対面しながら左側通行で赤城神社の駐車場に到着した。合計て4時間半。久々の山行は呆れるほどの長時間を要した。