Macを無線LANクライアントアクセスポイント化にしてApple製品を繋ぐ方法

意外と知られてないかもしれませんが、Macを簡単に無線LANクライアントアクセスポイント化にする方法があります。これによりiPhoneiPad・MacBookairなど無線接続にのみ対応しているApple製品を無線LANルータを買わずともネットに接続出来るようになります。また同一ネットワークに属することになるのでRemoteアプリが使えるようになります。これで家の中ならどこからでも音楽をMac上で鳴らす事ができますし、3G回線と比べ高速な自宅の回線を使いネット接続ができるようになります。


ただし無線の暗号にはWEPの40ビットと128ビットにしか対応してませんので、利用毎にパスワードの変更などを心掛けるようにして下さい。


アクセスポイント化はクライアントとして使えないので、有線LANで接続しておく必要があります。また今回の方法ではApple製品以外の接続は出来ません。Andoroid端末や別メーカのPC、ゲームを繋ぐ場合は次回書く記事をご覧下さい。




Mac無線LANクライアントアクセスポイント化にする方法】

1.「システム環境設定」→「共有」を開きます。



2.サービスから「インターネット共有」を選択します。

3.共有する接続経路を「Ethernet」にし、
 相手のコンピュータが使用するポートを「AirMac」にします。



4.AirMacオプションを選択し、
 ■ネットワーク名:SSID,アクセスポイント名を設定する
 ■チャンネル:自動
 ■暗号化にチェックを入れる
 ■パスワードを設定する(40ビットは5文字、128ビットは13文字)



5.「共有」からインターネット共有にチェックを入れ、
 インターネット共有機能を開始を選択します。



6.「システム環境設定」→「ネットワーク」→「AirMac
 【メニューバーにAirMacの状況を表示】にチェック入れていると
  AirMacのアイコンが変わります。




iPhoneなどから確認すると設定した名前のアクセスポイントが見つかります。
30~40m先からでも受信出来るので、意外と届きます。無線規格はIEEE802.11b/g