No.23「ピクトグラム」菊川はるプロデュース@シアター風姿花伝

★★★★☆
http://stage.corich.jp/stage/81900
はらみかさん目当てで観に行きました。
オムニバス形式の推理ドラマ。
1「トイレ」2「非常口」3「禁煙」4ボーナストラック「三つ編み」
ピクトグラム:一般に「絵文字」「絵単語」などと呼ばれ、何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号(サイン)の一つである。
人物をピクトグラムの様に見たままに薄っぺらく評価する・・・・。
でも、そんなことないよね。
前評判で、バラバラの話が見事に集約された的な感想が多かった。それはそうなんですけど、個人的には、それこそピクトグラム的な評価で、なんて偉そうに書いたけど。
私ははらみかさんの下着姿とメガネっ子ぶりに目を奪われていたので、その辺は軽く流していました。
だって、ミステリーなんだから、全部伏線だよ。それはうまく拾ってました。
でも、ブラを取らないと見えないはずの蒙古斑を下着姿の美輪ヒバリに発見したのは、おかしいのでは?
まぁ、重箱の隅ですけどね。
面白い作品でした。
好きなシーンは、デッサンの授業でのモデルの女性の告白のシーンでの千葉ユリの優しさ。
脚本:えのもとぐりむ
演出:私オム
出演者
はらみか、若宮亮、原さち穂、夕帆、月岡鈴、大平隆行、長田大史、毎熊宏介、山本夢、用田知佳、楠麻白、松原瑚春、花崎ちづ、坊屋たいと、高橋茉琴、木畑梨佳子

No.24「ドアを開ければいつも」みそじん@アトリエ鶏由宇

★★★★☆
去年、別のキャストで観ました。
出演者で全然雰囲気が違う。
四人姉妹の話。よく出来ています。
いい脚本、いい演出、いい役者、いい会場。
それが揃うとこんなに素敵な雰囲気になるんだ。
私がやりたいのもこれ。
その意味でみそじんの大石さん、尊敬しています。
母親の七回忌。久し振りに全員集まる姉妹。一人、父親と実家暮らしの次女。
父親とそれぞれに対し方が違う姉妹。
父親の世話を次女に押し付けた事を気にする長女。
長女ならでわの強引で常識的な世話の焼き方に反発する三女。
いつまでも子ども扱いの四女。
そして、全てを包み込むように、優しく生きている次女。
それぞれの生き方を肯定して、でも、分かる分かるけど・・・・的なシーンも作り、やっぱり姉妹なんだよね、と。
いいなぁ〜。こんなのやりたい。
別バージョンも楽しみ。

作:阿藤智恵(<えんげき>のじゆうじかん)
演出:青山勝(劇団道学先生)
出演者
敬子(長女):小林さやか青年座
真紀子(次女):松本紀保
裕美(三女):大石ともこ(みそじん)
千恵(末っ子):鈴木朝代