No.34「ふたたびの日は何色に咲く」演劇集団Ring-Bong@座・高円寺

★★★★☆
www.ring-bong.com/info.html
清水美輝ちゃんを観に行きました。
彼女の役柄は、主人公が自分の過去を回想?夢?するのを客観的に見ている役。
なので、台詞はありませんが、表情豊かに舞台上にいます。
で、作品は、まだまだ女性の社会手地位が低い大正時代から、第二次世界大戦前・後を生きた4人の女性達。
女性参政権を目指す市田房子
「新しい女」の代表的存在の麻乃輝代
ごくごく普通の専業主婦、佐藤(多田)一子
恋多き歌人、水原麻里子
それぞれの生き方を背後に女性差別、人権侵害、戦争からの影響がありながら、リアルに描いていく。
内容は重いが、彼女たちの普段の生活、人間関係を描くことにより、よりリアルな彼女達を描き出している。
浅学な私では、100%理解したとは言い難いが、そのリアルな彼女達を通じて、その当時の日本の雰囲気を味わうことができた。

[作]山谷典子  [演出]藤井ごう
[出演]遠藤 剛(俳優座) 佐々木梅治(民藝) 山口雅義 清田正浩
    辻 輝猛 本城 憲(R-vive) 細貝光司(文学座)
    辻本健太(スターダス・21) ヤマモトリョウ
    小竹伊津子(青年劇場) 鬼頭典子(文学座) 佐古真弓(フクダ&Co.)
    若井なおみ(俳優座) 國枝佐和子(スターダス・21) 
    清水美輝(スターダス・21) 大竹沙知 山谷典子(文学座)