どらまん。

2012-02-06

[]「キミキス」からの「アマガミ」「フォトカノ」、そしてその先

「フォトカノ」買いました! ちまちまと進めてて、1週目クリア目前といったところ。フォトカノ単独の感想と言うよりは、キミキス・アマガミ・フォトカノと続けて遊んでから思うところを少々。

キミキスは2006年…昔ながらの恋愛SLGというジャンルが希少種となっていた頃に発売され、大ヒットとまではいかないものの一定の支持を得た作品だと思います。

キミキス

キミキス

個人的には大好きな作品なんですが、発売後にいろいろと批判された要素もあります。簡単に書くと

・校内エンカウントとマッチング会話のランダム性

・システムの単調さ&シナリオの淡白さ

の2つではないかと。

運に左右されすぎる!とか話が薄い!とか当時叩かれていたような。まあ実際つっこみどころはいっぱいあったとファンとしても思います。

2009年に発売された後継作アマガミでは、この2点を意識したのか、大きく変わりました。

アマガミ(特典なし)

アマガミ(特典なし)

校内の移動場所を選択するシステムを廃止。マッチング会話は継承しつつランダム性を排除。イベントそのものを選択していくシステムを導入。シナリオは質・量ともにボリューム増加。

膨大な数のイベントを取捨選択して物語を紡いでいく、という独特のゲームが完成しました。

一方もう1つのキミキス後継作フォトカノはどうかと言えば、キミキスのシステムを基本的には受け継ぎつつ改善するという道を選択しました。

フォトカノ (特典なし)

フォトカノ (特典なし)

校内の移動場所選択やマッチング会話のランダム性は残しつつ、うさパワーによりエンカウントするヒロインを選べたり、話題がヒットする条件を緩めたり…と運に左右される要素を減らしています。このバランスが実によく考えられているのです。まさに適度なランダム性。

そしてシナリオはキミキスの雰囲気を残しつつ、ゲームを進めることを単調に感じさせないのはやはりキモである写真撮影。キミキスにおけるキスの代わりだと思うんですが、飽きないんですわー、これが。いくらでもバシバシ撮っちゃいますよ。そして撮影を重ねてポイントを貯めることで様々な要素が解禁されていくっていうのもいいですやねえ。

TLSシリーズからキミキスへと続いてきた路線がこのようにアマガミ・フォトカノという2つに分かれて続くのは、いいことだと思いますね。恋愛SLGの可能性という意味でも。この路線、2つとも残ってほしいものです。

ただ、旧作キミキスがアマガミやフォトカノより勝っているところもあると考えます。それは手軽さ・気楽さ。アマガミもフォトカノも、キミキスよりボリュームが増した結果、プレイ時間も長くなりました。長く遊べるということはつまり、手軽さ・気楽さが失われたということでもあるでしょう。キミキスの欠点である単調さ・淡白さはそのまま長所でもあったんじゃないかと思うんですよね。

アマガミともフォトカノとも違う第3のキミキス後継作品が今後出てくるとすれば、その手軽さ・気楽さを突き詰めたものになるのではないかと。そしてそれはゲーム機ではなく、携帯電話向けのアプリなんかの役割になるかも…と予想します。

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