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どらまん。

2012-10-13

[]女の子がたくさん出てくる作品の作り方を分類してみる

いろいろ思うところがあって、自分の思考をまとめてみます。

恋愛メイン・ハーレム型

「ニセコイ」「この中に1人、妹がいる!」等。

ニセコイ 1 (ジャンプコミックス)

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この中に1人、妹がいる!  Vol.1 [Blu-ray]

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いわゆるハーレムラブコメ。男性主人公1人に対して多数のヒロインが好意を持つタイプのお話。いまや定番化した感がある。

利点:いろんな女の子が主人公に恋する様子を見てブヒれる。

欠点:好感が持てる主人公が作りにくい。物語の落としどころが難しい。報われないヒロインが出てきやすい。

ハーレム状況を維持させようとした結果、「主人公が鈍感過ぎる」「ほとんど難聴じゃねーか」というツッコミが入りやすい。その対策として様々な手法が考え出されている。

恋愛非メイン・ハーレム型

「THE IDOLM@STER (アニメ)」「パパの言うことを聞きなさい!」等。

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パパのいうことを聞きなさい! vol.1(Blu-ray)

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男性主人公が多数のヒロインに囲まれているハーレム的な状況ではあるのだが、恋愛要素がメインではないお話。

利点:かわいい女の子をたくさん登場させつつ、彼女たちが目標に向かって努力する姿やキャラクター同士の絆、ラブコメなどがバランス良く描ける。

欠点:思いっきりラブコメ・お色気展開に突っ走れない。

恋愛話があまり急に進んでも困る、適度に停滞させたい…だったら、恋愛以外を描けばいい、という発想。あるいは恋愛なんかしなくても女の子キャラの魅力は描ける!という考え方。

箱庭型

「けいおん!」「ゆるゆり」等。

映画 けいおん!  (Blu-ray 通常版)

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メインキャラが全員女の子。いわゆる萌え4コマに多い。

利点:男がほとんど存在しない世界で、女の子同士のキャッキャウフフが存分に味わえる。

欠点:当然、女の子キャラが男と恋する様子は全く描けない。

ここ10年で一気に増えた感があるなあ。

オムニバス型

「アマガミSS」「ヨスガノソラ」等。

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「オムニバス型」と1つにまとめるのも少し無理がある感じ。「BOYS BE…」みたいに完全に1話完結オムニバスのものから、ヒロインごとに「個別ルート」というものが存在するギャルゲー世界を再現しようとしたものまで。

利点:どのヒロインも、そのヒロインがメインになるお話では恋愛面で報われる。

欠点:スケールの大きな話が描きにくい。ヒロイン同士の絡みが描きにくい。

「神のみぞ知るセカイ」は、途中(アニメ化されている辺り)まではこのタイプだったわけですが、最近は独自路線に進んでますね。

本妻とその他大勢型

「ソードアート・オンライン」等。

ソードアート・オンライン 1【完全生産限定版】 [Blu-ray]

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最近の例だとSAOしか思い浮かばなかったんですが、「ルパン3世」「シティーハンター」「ブラックジャック」をイメージしてもらうとわかりやすいかと。主人公は毎回多くの女の子キャラからモテモテなんだけど、確固たる正妻的ポジションのヒロインがいるという(不二子ちゃんを正妻というのは違和感ありますが)。

利点:主人公や世界観などの設定がしっかりしていれば、いくらでもストーリーが続けられる。

欠点:その分、設定をよく練る必要がある。恋愛ネタだけでは描きにくい。

今後はこのタイプの話が増えるんじゃないかと勝手に予想してます。

男女キャラ複数型

「WORKING!!」「初恋限定。」等。

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女の子キャラだけでなく男のキャラもたくさん出てくるタイプのお話。

利点:男女双方から支持を得ることが可能。恋愛で報われないキャラは出てきにくい。

欠点:当然、ハーレム的な話は描けない。最終的なカップリングをどうするかが難しい。

女の子キャラだけじゃなく、男の子キャラも沢山登場させれば、多様なキャラ同士の絡みが描ける! まさに逆転の発想!

…って、よく考えたら男女問わず多くのキャラが出てくる作品の方がむしろ普通なわけで。媒体やジャンルを限定しなければ女の子キャラばかり出てくる作品の方が少ないんですよね。

僕がラノベの新人賞に応募した作品も、「やっぱりラノベなんだから女の子を沢山出すべきなのかー」と考えながらお話を作ったものの、最終的にメインキャラは男3人女4人に落ち着きました。

主人公だけのハーレムとか、男がいない世界とか、無理! 書けない! 話が動かせない!

ハーレム型や箱庭型の作品をバカにする人もいますが、そういう話を作れるのは凄いことなのだと、自分でお話を書いてみると気付かされました…。

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