悠久旧家

とある、女性パート労働者から聞いた話。
1年で自動契約更新だそうだ。
現在、1年6カ月働いているらしい。
彼女の知る限り、有給休暇を取得したパート労働者はいない。
正職員にその旨を聞いた人の話によると、一年契約なので有給休暇は契約時に消滅する。
就業規則は見られるの?→見たこと無い、何処にあるのかわからない。


まぁ、そんな感じらしい。
彼女の労働時間は週に25時間ほどなので6カ月の労働で5日の有給休暇が与えられると考えて良いのではないだろうか?彼女の就労先は上場企業であるそうなので、有給休暇の取り扱いについて労働者に説明することは当然行われるものと考えていたが、そのような基本的な事が放置されているというのはあまりも杜撰すぎる。
就業規則の周知徹底は事業者が当然行わなければならない基本事項だ。再度謂う、あまりに杜撰すぎる。
これは搾取だ。弱い立場の労働者は当然の権利すら主張できないのか?
それとも、当然の権利を知るすべさえ学べていないのだろうか。
知っていても尚、権利を行使できないのであれば、日本社会の貧困化は経済面だけでは無かったと謂うことなのだろう。


りばてぃとふりいだむ
日本的なるもの
その一言で片付けたくない