死ぬかと思った話

 飲んで帰って寝て、夜中に目が覚め、尿意を覚えてトイレへ。排尿後、便意も覚えたので便座に座る。が、なかなか出てこない。そのうちに目の前が暗くなってきた。なぜか大胸筋がつって、その痛みで二重の苦しみ。
 第一陣を排泄してそれも去るかと思ったが、すぐに第二陣が。難産で排泄するが、すぐ第三陣。さらに第四陣。このころになると冷や汗が流れ始める。うめきながらもやわらかな第四陣を排泄したところで峠を越し、汗もひき、普段の状態に徐々に戻っていった。この間20分くらい?永遠に続いているかのようだった。

 目の前が暗くなったり白くなったりしていたときは「このまま死んだら誰がいつ発見するんやろう」「気を失って倒れて目が覚めたらうんこまみれなんやろうな」とか考えてしもうた。