仮想儀礼
新宗教にのめり込む人間の心理構造が非常に筋道立てて書けていると思います。
- 作者: 篠田節子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/12/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 篠田節子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/12
- メディア: 単行本
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近藤史恵の「エデン」を読みました。
ツールドフランスが観戦したくなりました。テレビで見てもおもしろくないかもしれないけど。
前作の「サクリファイス」もそうですが、物語の筋立てなどはよく考えられていて、おもしろいです。
- 作者: 近藤史恵
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/03
- メディア: 単行本
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- 作者: 近藤史恵
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/01/28
- メディア: 文庫
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数学的にありえない
「数学的にありえない」
SF? ちょっとついていけない部分がある。最後のほうは飛ばし読み。
- 作者: アダムファウアー,Adam Fawer,矢口誠
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/08/28
- メディア: 単行本
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「サクリファイス」
ロードレースのエッセンスが凝縮。構成がしっかりしすぎている部分があるが、楽しめた
- 作者: 近藤史恵
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/08
- メディア: 単行本
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横道世之介
吉田修一先生の横道世之介を読んだ。現代の「太郎物語」を思わせる秀作でした。
- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2009/09/16
- メディア: 単行本
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村山由加先生のダブルファンタジーも読んだ。最初は夫のどろどろがあって興味深い展開も、最後は尻すぼみのような。あまりに私生活に密着しすぎて、ノンフィクションみたいになっちゃったのでは、と思ってしまいましたが、どうなんでしょうか。
- 作者: 村山由佳,久留幸子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/01/08
- メディア: 単行本
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「ちはやぶる」は、今年のまんがのトップテンに入っていたので借りて読みました。かるたを素材に戦いを描くという点では傑作かも。
- 作者: 末次由紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/05/13
- メディア: コミック
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Just Ballade
p1*[音楽]Just Ballade
MISIAのJust Ballade を購入。MISIA、また歌がうまくなってる。
- アーティスト: MISIA
- 出版社/メーカー: アリオラジャパン
- 発売日: 2009/12/16
- メディア: CD
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身の上話
佐藤正午先生の「身の上話」を読みました。
構造から読み解くことが多いのですが、最後の最後まで、これがどんな種類の「告白」なのか分からなかった。意外とというか、やられたというか…
宝くじで2億円を当選させてしまったゆえに、ある女性の身の回りに起こる悲劇の数々…といえば簡単ですが、人物造形が斬新です。主人公のミチルは、こんな女いるかもと思わせながら、語り部の「夫」からみたミチルがけっこう面白い視点でみているなあ、と感心。
また一番、人畜無害のように思えたキャラが非常に極悪な人物だったりして、この部分も読めなかった。
佐藤正午先生は作家生活25年だそうですが、これまで私は一作品も読んだことが無く、これもまた意外な感じ。
傑作かも。
- 作者: 佐藤正午
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/07/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Everythingを超えた
MISIAというと「Everything」という人には、ぜひCDできいていただきたい。同じテレビドラマの主題歌だからいうのではない。あの曲の高みから、さらに大きく翼を広げて、のびやかにより高く、自由なMISIAの歌声をあらたな気持ちできいてもらいたい。もうEverythingのMISIAとはいえなくなるはず。といってもEverythingもとってもいい曲なのだが、曲やMISIA自身が書いたリリックに込められた叙情、激情、恋心という点において「逢いたくて いま」は、MISIAのいまの到達点を示す一曲だと思う。
先日、横須賀のライブでこの「逢いたくて いま」を聴いた。歌声が大きな波となって、会場を洗うかのような濃密な時だった。CDに納得させられたなら、次はぜひライブで。
- アーティスト: MISIA
- 出版社/メーカー: アリオラジャパン
- 発売日: 2009/11/18
- メディア: CD
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