安定の品質、だけどちょっと退屈かな / 「将棋・序盤完全ガイド 相居飛車編」

「面白過ぎて電車を乗り過ごした」
「とにかく分かりやすく、将棋盤と駒なしで読めた」
「この本を読んでもう一度将棋を勉強しようと思った」

将棋書籍の歴史を変えた画期的名著 第2弾!!
将棋の序盤を、その戦法の歴史から解説し、指す将棋ファンだけでなく観る将棋ファンからも絶大な支持を得た「将棋・序盤完全ガイド 振り飛車編」の姉妹作です。今回は「相居飛車編」と題して、居飛車5大戦法[矢倉、角換わり、一手損角換わり、相掛かり、横歩取り]を完全網羅!!
戦法の変遷から最新定跡まで学べる、楽しく、かつためになる一冊です。

さあ、再び序盤戦術探求の旅に出よう!!

あんまり褒めるのも逆にどうかと思うのですが、前作の完成度の高さに度肝を抜かれたので本作も期待せざるを得ない。
ポチったので、到着を待つばかり。名人戦の観戦のお供にしたいと思います。
届いて読んだらまた感想書くよ。


追記

3月30日に届いたよ。なので感想を書こうと思うのですが、構成やテイストが前作とまったく一緒なので書くことがないわ。本書と前著を持っていればここ2〜3年はプロ将棋の序盤の指し手の意味を自分で調べることが出来ると思います。

おいらが振り飛車党ということもあって、居飛車戦型についていろいろと知ることができて面白かったです。個人的には山崎流が消えた理由を知ることが出来てよかったです。いまだによくわかっていないまま指してましたらからね。

さて、著者として連作して良書をものにすることが出来た上野ですが、仮に次回作を書く場合、どのような切り口で書くことになるでしょうかね。「解説」という路線でこのまま行くのなら、過去の名局の解説が読みたいです。期待しております。


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上野 裕和 (hirokazuueno)

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