ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

Doubletのちょっとピンボケ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-01-15-Tue

[][]最も安く高倍率マクロ写真を撮る方法 最も安く高倍率マクロ写真を撮る方法を含むブックマーク 最も安く高倍率マクロ写真を撮る方法のブックマークコメント

しばしば、「等倍以上のマクロ写真を撮るには、どういう機材を揃えればいいの?」って聞かれることがあり、いつも説明に困っていたので、いろいろ探して、試してみました。

海野氏は「安い広角ズームレンズの前玉を外すといいぞ」という話だったのですが、それはなかなかやりづらいものがあります。

金属環で嵌めてあればまだやりやすいですが、一般人はカニ目なんか持っていませんし、レンズをオシャカにしないとだめですしね。

まさか女の子に「ベローズとルミナーと RMS マウントアダプターを買え」なんて言えませんしね。

広角レンズのリバースアダプターはフォーカスできません。人間 AF にならないと。当然固定倍率です。


一番良かったのは、望遠ズームレンズの先端に、標準レンズを逆にくっつける方法でした。

私は、普段使いしている Nikkor-H 50mm F2 を逆にして、この間購入したシグマの望遠ズームレンズ 100-300mm にガムテープで付けました。

camera


レンズ代は二つで 3000円です(いずれもジャンクレンズでした)。

しかも、ガムテープをはがせば普通の用途で使用できます。

ガムテープがいやなら、アダプターリング(ケンコーのステップダウンリングとか)を使うといいでしょう。

この組み合わせでは、約 1.9倍(APS-C サイズ受光素子で撮影範囲が 1.3cm 幅)から 6.3 倍(同 3.7mm)までいけます。

写真は一万円札のハンコのところです。

100mm側

manken1


300mm側

manken2

↑周辺像がボケてるのは、札が曲がってたからです。


ちゃんと、300mm 側ではホログラムのモザイクまで分離できるんです。ちょいコントラスト低くてにじみが出ますけど。

holo1

ホログラムの色は倍率色収差と勘違いされやすいのですが、倍率色収差はわりと良いです。像の歪曲がわずかに出ます。


これで、画像の左右のホログラムが分離できてるってことは、像の平坦度はけっこう高いということになります。

平面物を撮る人はあまりいないでしょうから、像の平坦度はあまり問題にならないかと思います。

300mm 側のコントラストが若干低いです。これはフードもしくはレタッチソフトで改善してください。

絞る場合は、望遠レンズ側で。でないとケラれます。

周辺減光が少しあります。


これなら、お金をかけずに高倍率マクロが楽しめると思います。

リバースの標準レンズで光線を平行光にして、それを望遠レンズで結像する仕組みです。顕微鏡なら無限補正系というタイプです(笑)。

なお、AF はもちろん効きません。この倍率で AF でフォーカスを合わせるのは無理。測光はできます。


しかし、ガムテープが剥がれてリバースレンズが落っこちたとか、望遠レンズの前玉に傷が付いたとかの苦情はご容赦願います。ちなみにこの組み合わせではレンズが傷つくことはまずありません。

あくまでも自己責任でお願いします。

[]こぼした orz こぼした orzを含むブックマーク こぼした orzのブックマークコメント

反応の後処理をし、濃縮後小さなフラスコに移して、さあ蒸留しようと器具を組んでいたら、フラスコを横に倒して内容物をこぼしました。

敗因はふたをしてなかったのと、新しいコルク台でした。

新しいコルク台は、フラスコに食いついてこないのです。

フラスコを傾けると、ストンと倒れてしまいます。


反応混合物をこぼして困ったのって、三年ぶりぐらい。

懐かしい痛みだわ♪


反応に関しては、自分の予想通りに行かなくてもそこに自然の理(ことわり)があり、決して「失敗」ではないと偉い方はおっしゃるのですが、こぼして反応混合物を失ったというのは失敗以外の何物でもありません。

もちろん、あわててキムワイプにしみこませて、エーテルで何度も絞り、回収しました。5段目ですから。

こぼした分の三分の二ぐらい回収できてるんじゃないかな。

実験台をきれいにしておいてよかったです。

AkiyanAkiyan 2008/01/15 22:17 なんと、あの、お手軽機材でこの写り!
拡大撮影系の撮影技術があってのものと思いますが、
これならルミナアル様は出番がないのでは?

doubletdoublet 2008/01/15 23:33 プチ超マクロ撮影が可能ですね。おそらく焦点距離は 40-20mm ぐらいになってると思います。
今までは、瞳径の関係から標準レンズ二つとテレコンというのがあったのですが、テレコンの収差が露骨に出ているので、こちらの方が像としてはまだマシなはずです。
平行光線にしているので、途中にハーフミラーを入れれば同軸落射照明もできますし、レトロフォーカスの広角レンズを使えば、超距離作動マクロレンズになります。
ただ、どっかでやはりハレーションが出ているので、ちょっと絞った方がいいみたいですね。高倍率のコントラストはあまり高くないです。
6倍の拡大率がどのようなものかを知るには、手っ取り早くていいのではないでしょうか。
ルミナアルはやはりゲルマン民族の魔法です。三枚玉であのコントラストとシャープさ。ありえないです。

KohstbchKohstbch 2008/01/16 05:54 Nikkor-Hの素性の良さが出ているのかと思います。先に付けるレンズは軽くて明るいレンズがいいですね。
しっかり付けるためには「OMリングセット 52mm」が出ていますね。K3リングも52mmフィルターに付きますので、レンズの先にFマウントのレンズ等が付けられます。
それにしても、最近のプラ鏡筒の(安)レンズは、先にレンズを付けたり、リバースして使うのは壊れそうで怖いです。

doubletdoublet 2008/01/16 12:48 Nikkor-H 50/2 は標準レンズとしては暗いのでしょうが、一段絞った時の像がお気に入りです。普段は Micro Nikkor 55/3.5 ばかりを常用してますが、遠景を撮る場合はこちらに切り替えています。
OMリングセットというのですね。勉強になりました。ありがとうございます。
ズームのマクロレンズと言うと、ズームマイクロと、ズームルミナーぐらいしか思い浮かびませんが、いいものをご存知ですか?

KohstbchKohstbch 2008/01/16 13:53 ズームマイクロのある今では陰がうすいですが、Vivitar Series 1 90-180mm F4.5が私の知る限り、最初の本格的な望遠ズームマクロレンズであると思います。
これは日本のキノ精密工業(現メレスグリオ)が製作していたようですが、海外では一定の評価があるようで、ebayで狙っていたのですが、レアで出現頻度が低く、出てきてもいつも資金力のない私には手の届かないところへいってしまいました。
ここに出ていますねhttp://homepage3.nifty.com/3rdpartylens-om/vivitar90-180mm.htm
キノのレンズといえばKiron 105mm F2.8 Macroを持っていますが、1論吉しなくて入手しましたが、写りのいいマクロレンズです。
そういえば、ミノルタの1−3Xもズームですね

doubletdoublet 2008/01/16 19:43 いろいろご教示まことにありがとうございます。
大変勉強になります。
メレスグリオの前身がキノだとはまったく知りませんでした。

KohstbchKohstbch 2008/01/16 20:42 ミノルタのレンズの名前が違っていました正確にはAFマクロズーム3x-1x F1.7-2.8dですね
Vivitar Series 1 等はを“Cult Classics Third Party Lenses”まとまったサイトがあったのですがリンク切れです
ここも参考になるかもhttp://www.cameraquest.com/viv90180.htm

doubletdoublet 2008/01/16 21:44 ビビターは、音には聞けど一度も使ったことがありません。
一度使ってみたいですが、どこから手を付けるべきか考えています。
おすすめはありますか?

Kohstbch Kohstbch 2008/01/16 22:30 Vivitar Series 1 のうちのKironが作った105mm F2.8(2.5) Macro か Tokina が作った90mm F2.5 Macroのどちらかでしょう。

doubletdoublet 2008/01/16 23:18 では、見かけたら物色してみることにします。
わざわざありがとうございます。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/doublet/20080115