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時代のセンサー<今を見つめ考える>

2013-09-11 私がこの7年の間に考えてきたこと(87)-3・11以後

東日本大震災から今日で2年半が過ぎました。巨大地震は、日本が地殻大変動の時代の真っ只中にあることをまざまざと示しましたが、約千年前に似たような状況があったことについて、2011年8月に述べたことを以下に掲げます。

3・11以降、日本列島の地殻には大きな歪みが生じており、今後さらに大きな余震が起きることが予想されています。また、今回の巨大地震は千年前の貞観時代以来のものとされていて、その時代にあった大地震多発との関連が注目されています。

すなわち、貞観の巨大地震以降、列島各地で大地震が起こっていたことが明らかとなっています(※1)。※1→http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110803/dst11080301010000-n1.htm  それによると、869年の貞観地震以降関東直下型地震や東海・東南海・南海地震の3連動とみられる仁和(にんな)地震など9世紀に起きた地震が阪神大震災(1995年)以降の地震の状況と酷似していることがわかった、ということです。

さらに、それとは別に東海・東南海・南海地震の3つの地震の震源域を九州側まで伸ばし、新たな震源域を加えた4連動地震も新たに想定されており、この「4連動地震」の場合20メートル級の大津波が予想されるといい、九州を含めた西日本全域での対策の見直しが求められている、ということです(※2)。※2→http://sankei.jp.msn.com/life/news/110727/trd11072711400008-n1.htm

このように、日本列島は千年に一度の<大地殻変動>の時代に入った、ということになり、東日本大震災の経験をいかに活かして犠牲者をいかに少なくするか、ということへの対策を急ぐことが求められています。

そこで考えられるのは、現在日本が持っている科学技術をいかに利用してそれに役立てるか、ということです。私がまず思うのは、先日世界一となった次世代スーパーコンピュータ【注】をそれにぜひ活用すべきだ、ということです。それと地殻の歪みなどを瞬時に掴み取る検知器(センサー)を海を含めた列島全域にできるだけ多く網の目のように設置し、それとスパコンを連動させて大地震の兆候をいち早く感知するシステムを早急に立ち上げるべきだ、と思います。

つまり、地殻の動きを逐次キャッチしてそのデータをスパコンで逐次シュミレーションさせ、その結果大地震や大津波が起きる可能性が高い場合はいつ頃起きるのかの予想を含め、いち早く国民及び原発や交通機関・工場などの企業に知らせる<防災システム>を確立することが必要です。ここで課題となるのが、その予想がはずれた場合のことですが、これは実際に大地震が起きて被害が出ることを考えればおのずから分かることであって、そのための避難などの労苦は分かち合うことが必要だと思います。

要は、「地震大国」日本が21世紀に直面した大地殻変動という事態に、世界最先端の技術を駆使していかに立ち向かうか、が今まさに問われているのであって、それに確実に対応していくことが今回の大震災で犠牲となった方々への弔いともなるのだ、と思います。

【注】理化学研究所と富士通が共同で開発した「京速コンピュータ」と呼ばれているものです(※3)。※3→http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2011/110620/index.html