『JOKER ジョーカー 許されざる捜査官』第1話
いやー、細田くんの演技上手すぎだあ！。上手すぎて終始イライラ・ムカムカしてました。その時々の表情と声色の変化すんごい。キャスティングした方はわかってらっしゃるわ。こんな犯人なんだもの。そりゃ視聴者が「う゛う゛う゛…こんなヤツ、同じ目に遭えばいいっ！（きーーーっ）」って思えるわけだ。
そう思わせなきゃいけない。被害児童の父親（小市慢太郎）の悲しみと憤り、そして犯人・木内（細田よしひこ）の残虐性を交互に見せることによって*1、視聴者の気持ちをより被害者側に近くさせて、神奈川県警捜査一課警部・伊達一義（堺雅人）の裏の行動を感情論として正当化させなければならないからね。
伊達がなんであんなにも来栖淳之介（平山浩行）たちに軽んじられているのかわかんないけど。だって皆がとんちんかんな捜査している時に、犯人に行き着くのは伊達でしょ？。結果、逮捕できないとしてもさー。捜査一課課長・井筒（鹿賀丈史）だって、彼らに*2出世させて貰ったって言っているわけだから、刑事としては優秀なのでは…？とは思ったんだけど。
さて、伊達こと境さんですが………かかかかか格好いいッス!!!。さすが笑顔だけで喜怒哀楽を表現する男。笑顔で怒れる男（not竹中直人）。今回は背中でも喜怒哀楽を表現してますよ。うんうん。
まだ幼い頃に、自分の両親を殺したヤツを刺したのか。すんごい過去の持ち主なのね…。
一瞬の眼力がたまらん。終始仏顔で笑っているか苦悩顔な感じなので、一瞬睨みつける目にヤラれます。その目、もっと見たいですうう。
んで、チャラ男こと鑑識課巡査部長・久遠健志（錦戸亮）。イイんじゃない？ぐふふ。最初っから伊達の仲間なのかと思ってたんだけど、そうじゃなさそうだよね。全てをわかった上で、密かに協力するのかなぁ。ラスト、伊達が何をしたかわかった瞬間のニヤリとした表情が良かったです。
今後の展開としては、少しずつ周りの人たち、井筒やルポライター・片桐冴子（りょう）、マスター・三上（大杉漣）にバレていくのかな。「何かがおかしい」と思い始めた人たちが真相を知り、伊達に協力するのか告発するのか…。最後まで知らないままなのは警部補・宮城あすか（杏）だろうな、きっとｗ。
