2008-01-18 転々
寝る前の意気込みほどの早起きではなく、9時半くらいに起きる。
シナモンバナナトーストを餅焼き網で焼いて、チャイを淹れて、砂糖を奮発。普段は家ではあまり使わないから、奮発って気がする。のんびり昼風呂に入って、のんびり支度して、ランチを食べに出てきた働く皆さんがわんさか歩く商店街を抜けて駅へと。
■[散歩][観る][ご飯やお茶]渋谷〜三茶〜吉祥寺

荻窪駅のホームへ上がるエスカレーターに乗っていたら、横を駅員さんがすごい勢いで駆け上がって行った。なにかブザーの音が鳴り響いていて、電車のドアは開いたまま、乗客はみんなきょとんとした顔のまま。たくさんの作業員がホームの前の方に駆けて行く。なんとなく「例のアレだったらどうしよう...」なんて落ち着かない気持ちになったけど、車内で具合の悪くなった人がいて救護したとのこと。さほどの遅れではなかった。その人大丈夫だといいけど。
新宿駅に向かう中央線の中で『銀色クリアデイズ』が流れてくる。おぉ、「it's A Magic!」ではないですか。
乗り換えた山手線が走り出してふと向かいのホームを見たら、落し物挟みを持った駅員さんと女の子が。よほど小さな落とし物なのか、一生懸命探している様子。渋谷駅で電車とホームの隙間に落ちた私の靴も、あれで救出されたんだな。酔っ払ってたんで全然見守ってなかったけど。
『転々』@アミューズCQN
やっぱり大好きな感じだった。力抜いて見に行ったけど、さらに抜けた。
井の頭公園から浅草までの道行き。3日かけて辿りついたキョンキョンのお家が、とても普通で懐かしくてステキだった。キョンキョンとあのお家の包容力がすごいんだなぁ、きっと。変な4人家族なのに優しくて暖かくて楽しそうだもの。
道々いろんなことが起きたり、それぞれ決して明るくない事情を抱えていたりもするけど、ドラマチックなことにはならず、(主にオダギリジョーが)しょっぱい顔しながらも淡々と受け止めて行く感じ。
借金取りのおっさんと取立てられる男だったはずなのに。いつの間にかカレー食べながら泣いちゃうような。
はぐれた二人が新宿のママのところで再会する場面がすごくいい。最終目的地の霞ヶ関で後ろ向きに歩くところとか、別れ方とかも。
どうでもいい小ネタとか三日月君とか一徳とか、スーパーの3人とか全部含めて、切なさとおかしさが絶妙な加減になっている。
あ、ふふみが喜多善男のアイドルの子だった。カワイイと思う。
そろそろ夕方で渋谷は人が湧いて出て来そうだったので、三茶へ移動。濱田屋できんぴらとかくるみあんぱんとか豆ぱんとかを久しぶりに買って、マメヒコへ。パントアンコ(ベーグル)グリエールチーズと冬煎りコーヒー。他ではあんまり食べないけど、ベーグルが美味しいんだー。平日で空いてたしゆっくり。
世田谷線・京王線。井の頭線と乗り継いで吉祥寺。リトルスパイスでカレー食べたくて。
が、開いてない。この前も休みにぶつかったのに、また。ブナ食べたい。ブラックカレー食べたい。レンズ豆のやつ食べたい。他のカレーって気分でもなかったので、花仙堂で生海苔とかぶと海老のクリームスパゲティを。これ、超美味しいと思う。生海苔最高!もうちょっと食べたいと思った。
寒くて、家に着く頃には冷え切っていたけれど中々充実した平日のお休み。本当はマメヒコのはしごとか、下北沢まで歩いてチクテカフェとか、午前中の井の頭の動物園とかも考えたんだけど。そこまで底抜けにアクティブにはなれなかった。やっぱり寒いしな。
夜は本読んでました。
- 作者: 山本一力
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夫婦が力を合わせて、腕一本で始めた豆腐屋を繁盛させていくって話だと思い込んでいた。苦労もしたけどがんばった、繁盛してよかったって話ではなくて、人の心の危うさや、同じ場所にいても、例え家族でも、五人いれば五つの見方と事情があるってこと。人って分かり合えないって思うことあるけど、実際この中でも理解し合えないまま死んじゃってるけど、でも残る者への希望の種とか実りとかはちゃんと残していく感じだった。そしてそれを受け取れるように心を砕いてくれる人もいるんだな。読みごたえがありました。




