ボンクラ版『SUPER 8』は笑って泣ける大傑作! - 『Paul』


輸入盤Blu-rayで『Paul』を観ました。超面白かった!


ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ホット・ファズ』のサイモン・ペグ&ニック・フロストコンビの最新作で、監督は『スーパーバッド』『アドベンチャーランドへようこそ』のグレッグ・モットーラ。この組み合わせだけでもワクワクする!


ホット・ファズ』があれだけヒットしたのでてっきり日本公開されるものと思っていたら、『Paul』はいまだに日本公開未定だそうで、それならばとUKで発売されたBlu-rayを購入しました。日本語字幕ないので英語字幕で鑑賞。


ストーリーは単純。イギリスからサンディエゴのコミコン(平たく言うとアメリカのコミケ)にやってきたボンクラ2人組(もちろんサイモン・ペグ&ニック・フロスト)が、観光気分でエリア51に行ったら基地を脱走して来た本物の宇宙人ポールと出会って、一緒に逃亡の旅に出るというモノ。


↓コミコンでエンジョイするボンクラ


エリア51に実際にあるモーテル「Little A`Le`Inn」でエンジョイするボンクラ


面白いのがこのポールで、宇宙人なのにめちゃくちゃおしゃべりだし表情も豊かで一流のコメディアンみたい。彼のセリフはいちいち面白くて超笑った(早口なんで字幕追うの大変)。


↓ポール&サイモン・ペグ


旅の途中で出会うのがいわゆるキリスト教原理主義の女の子で、色々あって彼女もこの旅に加わります。そしてそんな彼らを追うM.I.Bの面々!最後には大物俳優も登場!果たしてポールは無事に故郷へ帰れるのか?ババーン!


↓見えないけどキリスト教原理主義の彼女が着てるTシャツが超笑える


↓皆の前に現れたのは...?


映画全編に散りばめられてるのが古今東西のSF映画ネタ。代表的なのが『スター・トレック』『スター・ウォーズ』『E.T』『未知との遭遇』。他にも『プレデター』とか『エイリアン2』とかたくさん。それ以外にもイギリスとアメリカのカルチャーギャップネタや、キリスト原理主義者による神様ネタとかてんこ盛り。字幕や小ネタを完全に理解できてないけど、それでもずっと爆笑しました。しかも最後は泣ける!


『E.T』や『未知との遭遇』をモチーフにした映画といえば、現在大ヒット公開中の『SUPER 8』があるけど、個人的には『Paul』の方が100倍好きです!これ日本未公開なんて考えられない!


今回購入したUK版Blu-rayはリージョンはなし。付属のDVDはリージョン2のPALなんでMacとか一般のパソコンで視聴可能。我慢できない人は買うといいよ。問答無用にオススメ!


(追記)
12月に日本公開が決まったようです。



amazon.co.uk-Paul Blu-ray


アドベンチャーランドへようこそ [DVD]

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