上野13:18→Maxとき325号→14:30越後湯沢14:38→はくたか14号→16:19魚津/新魚津16:38→富山地鉄本線→17:07愛本→徒歩→愛本橋
いよいよ百名城、百名橋、百名公園完訪問にとって、満願成就の旅行となりました。最初の水郷大橋を訪問したのが1年7か月前ですから、まあまあのペースでしょう。この旅行が終わっても、さくらの百名所、都市景観100選と、まだまだ旅はづづきます。Maxとき325号は、上野駅から72分で越後湯沢到着です。子どもの頃スキーに行くには、在来線の特急時に乗って3時間はかかりましたから、隔日の感があります。妙に几帳面な車掌の車内検札を受けました。進行方向左側に座っていたのですが、西日が暑かったです。在来線にしてはスピード感がある、ほくほく線のはくたか14号を魚津で降りて新魚津まで、鍾乳洞のような冷気が漂う新魚津駅の連絡地下道をあるきます。愛本駅は黒部川が山間部から平野部に降りてきた地点にある駅で、目的の同名の橋もその駅の近くにあります。駅で降りるとホームに立っていた老女に、上り方面の電車の時間を尋ねられたので、時刻表を見て教えてあげました。何をしに来たのかと尋ねられたので、愛本橋を訪問しに来たのだと返答すると、ホームにある愛本駅の観光案内版にケチをつけ始めまた。「観光案内板には江戸時代の橋だと書かれているけれども、実際かかっている橋は昭和の橋だ。昔の橋を見に、この駅であなたが下車したのなら、無駄足だ。」というのです。私は、「橋の持っている歴史はその橋の建築物としての歴史だけではなく、そこの地点に橋がどうしても必要だったという切実な実用的要求そのものが歴史なのだ」という持論をこの老女に向かって懇々と論じようかと思いましたが、先を急ぐのでこらえました。駅から6〜7分歩くと橋に到着です。