不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

ちょっと前に聞いてた音楽

 雑ではありますが、感想を。 
 Aphex Twin『Computer Controlled Acoustic Instruments pt2 EP』。復活作『Syro』もよかったけど、よりタイトでミニマム、スコンと抜けるような音になっていて、俺はこっちの方が好きかも。

 Ariel Pink『pom pom』。わっちゃわちゃしてます。わちゃわちゃ。わかります? わからんか。楽しいです。でも、どこかいじわるな感じもしました。
pom pom

pom pom

 Benjamin Booker『Benjamin Booker』。ロックンロール・ブルーズ。ジャック・ホワイトが気に入って、ツアーのオープニング・アクトに抜擢するのもよくわかる。21歳でこれか、末恐ろしい。
Benjamin Booker

Benjamin Booker

 Karen O『Crush Songs』。壊れた歌の寄せ集め。すばらしい。
Crush Songs

Crush Songs

 ここからは邦楽。
 吉井和哉『クリア』。シングル。サビっぽくないサビで自由な作りの新曲二つと、ガッツリ出来上がっているバンド時代の楽曲との差がわかっておもしろい。ライブテイクの聞きどころは言うまでもなく“4000粒の恋の唄”。
《今夜一人で月の砂漠に 夢を納めに歩きましょう/安物シネマのこの街に 信じる物など何も無く/4000粒の恋物語 ロマンスのかけらも無くしたなんて/言うほど気にしてないさ 気にしてないさ》
クリア

クリア

 クリープハイプ『一つになれないなら、せめて二つだけでいよう』。癇に障る声を、ガチャガチャなようで普通によいメロディに乗せて繰り広げられるギターポップな楽曲群。思ったよりよくできていて、おもしろかった。でも、やっぱり『百円の恋』のエンディングには合わなかったと思うけどね。 ゲスの極み乙女。『魅力がすごいよ』。名前から勝手にキワモノだと思い込んでいたが、予想外に完成度が高くてビックリした。そのぶんフックもあんまりなかったように思うが。どうやら本作以前の方がクセがあるらしいので、そちらも聞いてみよ。 OGRE YOU ASSHOLEペーパークラフト。これはよかったです。ゆらゆら帝国フィッシュマンズを融合させたような音が心地よいです。ライブ行ってみたい。