まめ太の思い出 その15. 夏のマメ

            
   ( 夏はこのゴザがお気に入りでした。涼しいかい、マメちゃん )

  人も動物も春と秋は過ごし易いですが、夏と冬はそれなりの備えが必要です。
 今日は夏のマメのお話です。マメちゃんは我が家で12回の夏をすごしました。
 いずれの年も猛暑だったと思います。午前中、大体気温が30度近くなると、
 マメちゃんの息遣いがフ−ッ、フ−ッといった感じで荒くなってきます。そこで
 妻がク−ラ−のスイッチを入れます。マメちゃん快適です♪。そのまま夜明けまで ク−ラ−はつけっ放しです。水を入れたペットボトルを凍らせて、タオルにくるんで
 マメにあてがうこともやってました。我が家にはマメの居る部屋にしかク−ラ−は
 ありません。我々はク−ラ−のない部屋で寝ています。妻曰く「マメは毛皮を着てて 暑いんだから、かわいそうでしょ」。あっ、なるほど!です。一度、私が夏バテをして、 
 一晩マメの居る部屋で寝たことがありましたが、なぜか私がウトウトとするとマメが ゲ−ジの中でバタバタと暴れるのです。翌朝、妻にその話をすると、「わかった、パパの 
 イビキに驚いてマメは暴れたのよ!」。エッ、そうなんですか!? それ以後、私はマメ 
 のいる部屋に『寝入り禁止』になってしまいました。マメちゃん、驚かせてわるかったね。
 もちろん悪気はなかったんだよ。でも、来年の夏は、主のいなくなったク−ラ−の部屋を
 どう使うことになるのかな。暑くても、ク−ラ−がなくても、マメがいる方が、いいな...。