映画 『 シン・ゴジラ 』
( パンフレットですが、なんでしょうね、この帯封は...? )
夏休みに観ようと思っていた映画『シン・ゴジラ』、昨日観に行って
きました。 面白かったですね。私はゴジラ映画はほとんど観ていますが、
21世紀のゴジラ映画として秀逸の作品でした。今回面白かったのは、国の
行政がどういう風に決定されていくのかを、ゴジラ対策でかなり細かく
描いている点です。 非常時の際でもお役所は手続きを踏まないと動けない
という現実に、思わず笑ってしまう場面がありました。
特筆すべきは自衛隊とゴジラの戦闘場面でしょう。これが本当にリアルで、
実際もし巨大生物が現れたとしたら、自衛隊はこうやって戦うのだろうなと ものすごく説得力がありました。 第1作目の映画『ゴジラ』へのリスペクト
も感じられ、伊福部さんのあのお馴染みのゴジラ音楽や地球防衛軍のテーマ
など、もう涙ものでした。 庵野監督が『シン・ゴジラ』の監督でよかった
なあとおもいました(終幕のスクリ−ンの「終」もなつかしく感じました)。 隣の列席にいた私と同世代の御夫婦の御主人が、席を立つときに「うん、
思った通り面白かった!」とつぶやいていましたが、まったく同感です!