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下総ミリタリースクエア このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-11-11

平成20年 防衛省技術研究本部研究発表会

18:37 | 平成20年 防衛省技術研究本部研究発表会を含むブックマーク 平成20年 防衛省技術研究本部研究発表会のブックマークコメント

 本日のNHKとフジで流されると思うので、そこよりも早く陸上装備研究所の手投げ型情報収集ロボットのデモ映像をアップしました。

D

 

f:id:dragoner:20081111124542j:image

 取り急ぎ、映像と写真まで。

dragonerdragoner 2008/11/11 22:20 チラウラ
 IED関連の話が会場内でもちらほらと聞けたのですが、その中で印象的だったのを一つ。
 「IEDかあ。IEDが使われる戦場なんてのは、日本じゃないよな」
 この発表会の特別講演にて、拓殖大学大学院の森本教授が「米新政権が日本に投げるよりも早く政策(要はアフガンにどう対処するか)を作り、日本が先に投げる必要がある」と言っていただけに、複雑な雰囲気があったりしてどうにも。
 守る技術の発展を願っておりますよ。

KoteiKotei 2008/11/11 22:33 はじめまして。発表会当日に更新とは凄いですね。お疲れ様です。

振動試験の映像の新戦車には転輪が6つあるように見えるのですが、
これは今までに公開された試作車両とは別タイプの試作車両なのでしょうか?

だとしたら新戦車の試作車両には5転輪Ver.と6転輪Ver.が存在するということになりますね。

dragonerdragoner 2008/11/12 23:08 Koteiさま
 初めまして。コメント頂き、ありがとうございます。
 
 発表の中で試作車両は4両ということが明言されていました。その4両で小隊編成試験をやる場合、転輪数が違う車両が混ざっているのはちょっと考えにくいと思います。恐らく、試作その1(TK-Xはその5まで作られています)で製作された車体部なんじゃないかと想像しています。

 発表会は色々と勉強になりましたが、見学した後での反省点も多いです。私はまだ情報をうまく加工・解析できるほどのレベルでないので、出来る限り生に近い形で皆さまにお伝えできればと思います。これからも時間ができましたら、写真や聞いた話を上げていきたいと思います。

dragonerdragoner 2008/11/12 23:44 チラウラ
 某掲示板で将来装輪戦闘車両の姿を見て嘆かれる方が多いみたいですが、機動戦闘車と混同されている方も多いのではないかと。
 近接戦闘車と比較して詐欺レベルだと言っている方もいますが、自分はhttp://www.mod.go.jp/j/info/hyouka/14/jizen/youshi/06.pdfとほとんど同じだったねという印象でした。

KoteiKotei 2008/11/13 23:52 なるほど、と言うことはTVで公開された新戦車よりも3〜4年前に試作された車両ということですね。
そう言えば平成13年度の政策評価書には転輪が6つのイラストがありましたね。
転輪が5つになったのがどの段階からなのか少し調べてみましたが資料は見当たらず・・・。

地方在住ではなかなかこの手の展示会に行くことは困難なので、詳細なレポートは大変助かります。

KoteiKotei 2008/11/14 00:16 連投失礼します。書き忘れたことが一つ。

将来装輪戦闘車両の試作車両は砲塔がかなり大きいおかげでかなり不恰好ですね。
これが新戦車と同時期に試作された車両だとすれば研究試作(その1)ですから、
その後の研究試作(その3)や量産車では砲塔が小型化されていることを願います。

dragonerdragoner 2008/11/15 01:00 Koteiさま
 TK-Xの開発で行われたハードウェア・イン・ザ・ループ・シミュレーションでは、一番最初に90式のモデルを作ることから始めているそうですから、一番最初に試作された車体はそれに習っているのかもしれませんね。また、TK-Xの初期のモデルはMRVからもデータをとってあると伺いました。MRVは転輪数を変えることができたりするので、そこいらも影響しているのかなあと(これは全くの想像ですが)。
 将来装輪戦闘車両は、装備化してもあれとたいして変わらない気がします。あれ、対空型ですし。

>地方在住ではなかなかこの手の展示会に行くことは困難なので、詳細なレポートは大変助かります。
 そう言って頂けると嬉しいです。これからも宜しくお願いいたします。

みっちぇるみっちぇる 2008/11/15 18:50 はじめまして。
対空型だと、射撃コンピューター等のかさばる機材を詰め込まなくてはならないので、砲塔が大柄なのも納得です。
思えば、87式自走対空砲も砲塔はかなりずんぐりしてますし。
CV90の対空型も、兵員室だったスペースは機材とオペレーター席で埋まっていたような…。

dragonerdragoner 2008/11/15 23:30 みっちぇるさま
 コメントありがとうございます。
 みっちぇるさまと同じように、砲塔が大柄なのは仕方がないと思う反面、それでもどうにかならんかったのかなあとも思う自分がいます(笑)。機動戦闘車はまだ分かるんですが、対空車両も装軌じゃいけなかったのかなあって。
 でも、将来装輪ってどこにレーダーあるんでしょう。

さむざむ。さむざむ。 2008/11/15 23:57 この試験機。ロードシミュレータと言います。このロードというのは負荷ではなく道路の方です。
ぐぐると自動車の開発には普通に用いられているのが分かると思います。
でもって、同じロードシミュレータでもこの機材の様に振動だけ加えるもの(勾配程度は加えられますが)、ダイナモもしくはローラーがついており、車輪の動作をもシミュレートするもの(6軸ロードシミュレータって奴がそれ)がありますが、陸装研にあるものは色々な車輌(裝軌、裝輪)に対応する必要があること、駆動力に関しては別のシミュレータがあるし、そもそも1000馬力を超える軸出力をシンクさせる機材が市販品にはないことから、振動試験のみに特化したものになっています。

まあ、ぶっちゃけ既設のシミュレータもいい加減ガタが来てるのでロードシミュレータとして統合試験ができるよう当初は更新機材として企画・予算要求されてたんだけど、予算が大幅に削減されちゃって振動試験のみという最低限の仕様にされちゃったという話もなくはないのだけど、それはそれでお約束ということで:)

dragonerdragoner 2008/11/16 14:15 さむざむ。さま
 コメントありがとうございます。
 うーん。様々な試験装置を連接していたのには予算的な理由もあったのですね。効率的開発に繋がるシミュレータも予算がつきにくいというのはなんともやりきれないものが……。
 この試験機については、パンフレットには日本語で「車両振動試験装置」、英語で「Off Road Simulator for Tracked and Wheeled Vehicle」とあったので、英語の方がまんまで分かりやすいですね(笑)。市販品にないということで、わざわざ英語ではそんなに説明しているんですね。

さむざむ。さむざむ。 2008/11/16 15:57 財務が言いたいことも分かるんですわ。例えば現在だと戦車の開発スパンは約20年周期ですので下手打てば一度使った試験機は20年近く使われない「可能性」がある事に関しては完全に否定できないですし。弾薬に限ったとしても下北試験場にある屋内射場(ドーム射場)ですら10年以上メンテナンスできずに(予算が付かなかったということもある)いたのでTKX本開発時には装置類がまともに動かず急遽全面改修になったという事もありましたし。その辺も鑑みて今後は新規開発ではなく改修に改修を重ねる方針にすることで機材をもっと活用しようという話になりつつあるのが現状にあります。基礎研究なんてやる暇ないかもね。基礎研究なくして小開発〜検証という仕事ばかりになりそうです。

dragonerdragoner 2008/11/16 16:16 さむざむ。さま
 なるほど、シミュレータの紹介でも「今後の開発にも〜」と敢えて言っていたのはそういう背景が裏にあったと思えるようになりました。
 陸ではないのですが、札幌試験場の高空性能試験装置で今後は高高度対空無人機のエンジンを試験するのですかと質問したところ、レシプロには使えない施設で、現在は装置自体も使われていないようなことをお聞きしたので勿体無いなあとは思っていたのですが、事情はどこも同じなのですね。
 基礎研究ができませんか……。特別セッションでの米国の研究機関の説明で、一つの施設に技研本部並の人員がいるってなによと思った後だけに、悲しいものがあります。こういった傾向が続くと、これから先、米国等の研究機関と結びつきが強くなっていくのでしょうか。