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2006-10-27

[] さあ、河野談話村山談話見直しに向けて動きだしたかな?

下村官房副長官が、河野談話の根拠について再度調査する必要性があると述べたようです。ただし、あくまで個人的見解として、ということのようですが。核武装議論容認や日教組はクビ発言の中川昭一氏と言い、こういう事が政権中枢近くからポツポツ出てくるというのは、良い傾向だと思います。こういう発言を出してみて様子を見ているのかもしれません。

河野談話は再調査必要 下村副長官が言及

 下村博文官房副長官は25日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で講演し、慰安婦への日本軍関与の強制性を認めた平成5年の「河野談話」について、「もう少し事実関係をよく研究し、時間をかけて、客観的に科学的な知識を収集し考えるべきだ」と述べ、将来的には見直すことも必要だとの認識を示した。

 下村氏は、歴史認識に関する安倍晋三首相の国会答弁について「首相は村山談話、河野談話について百パーセントそのまま、というわけでない」と指摘。その上で、河野談話について「個人的には検討課題としてあっていいと思う」と述べた。

(10/25 20:46)

河野談話は再調査必要 従軍慰安婦めぐり下村氏

 下村博文官房副長官は25日夕、都内で講演し、従軍慰安婦問題で旧日本軍の強制を認めた1993年の河野洋平官房長官談話に関し「私自身の今後の検討課題」としながら、談話の前提となる事実関係を調査し直すべきだとの考えを示した。

 下村氏は「河野談話はもう少し事実関係をよく研究しあって、その結果どうなのか、時間をかけて客観的、科学的知識を収集して考えるべきではないか」と述べた。

 安倍晋三首相は衆院予算委員会の答弁で、河野談話を踏襲する考えを示しており、野党から批判を受けそうだ。

 ただ下村氏は、日本の「植民地支配と侵略」について謝罪した1995年の村山富市首相談話もあわせて「もし閣議決定された談話を修正するなら、もう一度閣議決定し直さなければならない。その時間が許されるか考えると、議論しているような時期ではない」と強調し、政府として見直すことはないとの見通しを示した。

今や、日本軍が奴隷狩りのような強制連行を行ったということは無いと、その事については安倍首相も答弁で答えていて、それははっきりしているわけですが、しかし強制性はあったと認めてしまっているわけですが、この強制性についてはろくに証明されてもいないし、どちらかと言うと軍は業者などが騙したり無理矢理慰安婦を連れてこないように関与していたという話ですから、少し調査すれば強制性も崩れることでしょう。

私はこの問題は再調査するまでもなく、河野談話のためにやった調査の内容を全部公開するだけで解決すると思います。あのときは、いくら調査しても軍の強制性を証明する資料など見つからず、結局は「証言」だけだったのですが、その証言も滅茶苦茶なもので、それを公開すれば逆に信用を失うから公開されなかったわけです。その時の調査内容を早急に公開すべきです。

そのために、個人的見解であっても、政府内の人間がこういう話をするというのは、なかなか良いことだと思います。一番悪いのはスルーすることです。

ここ(■[政治] 村山談話はそう簡単に変えられないとか言うな)で書いた通り、村山談話は閣議決定に至るプロセスが滅茶苦茶で出自が卑しいものですし、河野談話だって、実は強制性の証明にしろ、いくら調査しても出てこなかったのに、韓国からの強い要求によって政治的に出されたものです。

いずれもかなりいい加減な代物であるということを、ことあるごとに皆があちこちで言わなければならないのです。安倍首相がとりあえずでもそれらを継承してしまった時など、まさにそのタイミングだったわけですが、補選前だからか何かわかりませんが、臭い者にはフタをしろとばかりに黙ってしまっていては、せっかくこの話題を盛り上げるチャンスをみすみすドブに棄てたようなものだと思います。

そこで、この官房副長官の個人的見解が出てきた今がまたチャンスです。バカな野党はこれをネタに色々言ってくるでしょうが、そういうのは安倍首相が「闘う政治家」ならば、正々堂々と議論して闘って、ばっさばっさと切り捨てれば良いわけです。

上で書いた通り、村山談話も河野談話もいくらでも責めどころがあるわけですから、野党の追及は望むところなのです。逆に野党を返り討ちできないようではダメです。

二つ目の記事での下村氏の発言「もし閣議決定された談話を修正するなら、もう一度閣議決定し直さなければならない。その時間が許されるか考えると、議論しているような時期ではない」

とありますが、これはつまり、もう一度閣議決定すれば修正できるという事です。今の内閣の顔ぶれならば、それも可能だろうと思います。今は議論しているような時期ではないと言ってますが、水面かで議論をすすめて、機会を見てやっていただきたいと思います。

そういう事の下地を作るためにも、国会での安倍首相の答弁はもっと上手に野党をかわすようなやりとりをすべきだったと思います。そうしておけばもっとやりやすかった。まあでも今更言っても遅いですから、これからだと思います。

産経新聞みたいにこの問題をスルーして安倍批判を控えるよりも、読売新聞のように堂々と扱ってこの問題で首相をサポートするような事(参照:■[政治] 安倍首相は読売社説を読むべし)でも書いたらどうでしょうか。

何度も言いますが、この問題をスルーすべきではありません。安倍批判という形ではなくても、「継承すべきではない」とか「見直すべき」くらいの事は多くの保守系ブロガーの皆さんにも言って頂きたいものです。安倍首相ができないなら、たぶん今後誰もやろうとしませんよ。

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