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ウィーンフィル@川口リリア

ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2010
Daiwa House
55th Anniversary Special
アンドリス・ネルソン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
リリア開館20周年記念事業公演


客先早上がりで18時半前に川口到着。
先にラーメン食って一杯飲んでからリリアホールへ。
で、中で酒売ってたんだけどビール売り場に気付かず白ワイン頼んで
一気とはいわないまでもぐびぐび飲んで急いで席へ。
なんせ3万円のA席、上からだけどオーケストラ全体が見えるいい位置。


ウィーンフィルハーモニー管弦楽団:指揮 アンドリス・ネルソン
最初2曲はフルではなく若干空席のある編成で演奏。
いかにもな感じの大柄な白人指揮者以外に俺的に気になったのが
立ってんだか座ってんだかわかないぐらいの巨漢コントラバス奏者と、
気難しそうなお爺さん第一ヴァイオリン奏者。
後「新世界」の時太鼓の一つ一つを叩く前に顔を近づけるドラム奏者が
謎でした。


まずはモーツァルト交響曲33番。
苦手な長調モーツァルトだけど、聞き込むうちに馴染んできてて、
しかも生はやっぱ力強さが増加していいね。


次は太鼓奏者が現れてハイドン「太鼓連打」。
やっぱ打楽器入ると普段の感覚に近くなるのか聴きやすく感じる。
まあ勿論この曲は主題テーマもわかりやすくて俺的に期待してた曲なので
ふむふむと聴いておりました。


で、一旦休憩でビール飲んで煙草吸ってトイレ行ったらフルオーケストラの
「新世界」。
確か前にも観たことあるし、比較的よく聞いてるというのもあるんだけど、
これはやはりさすがウィーンフィルとわかりもしないのにすごいと思った。
かなり曲中にアレンジというか指揮者の解釈が入ってて、面白いなあってのも
あったし、もともとわかり易いよね、この曲は。
ダイナミックに躍動するフルオケに気持ちよく揺らされて40分が一気に
過ぎていった感じ。
ブラヴォー。


長いカーテンコールアンコールに応えて、最後にブラームスハンガリー舞曲の
ドボルザーク編曲、20番21番の一曲アレンジ版ということらしいけど、
アンコールに相応しい華やかな演奏で盛り上がりました。


そんなわけで普通にコンサートとして楽しんだんだが、コレが3万円の価値が
あるのかどうか、俺みたいな門外漢にはわかるわけもなくて。
そりゃ100円均一回転寿司と1貫500円のウニの違いはわかるよ。
でも、1貫2000円と5000円の大トロの差はもうわからん。
ほんとに勝手な感触と3万払ってるからね的な思いから、特に聴き比べることが
できた「新世界」の凄さは確かに感じた、というところ。


いろいろ思うところありつつ、やはりウィーンフィルを観たという事実が
一番大きかったかもしれない。
この先観れる保障なんてないからね。


セットリスト
1.モーツァルト:交響曲第33番 変ロ長調 K319
2.ハイドン:交響曲第103番 変ホ長調 Hob.I-103 「太鼓連打」
3.ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 B178 「新世界より
E1.ブラームス/ドヴォルザーク編曲 ハンガリー舞曲第20,21番を1曲にアレンジ

麺 川口 ZERO1

川口 麺屋ZERO1 川口東口店
・武士系豚骨ラーメン 680
・生ビールグラス 300 (一番絞り小グラス)


ライブというかコンサート前にとりあえず最初に見つけた店に入店。
鰹入った系の甘めスープに太めの麺。
にゃかにゃかうまかった。
ビール少ないけどまあそれはそれ。
後で思えば売り出し中のガッツリラーメンとやらにすれば良かったと後悔。
川口なんて滅多に来ないし、極太麺ってそそられるじゃん?