Radiohead / In Rainbows より Faust Arp

ニック・ドレイクを彷彿とさせる曲だけど、左右のチャンネルに耳を澄ませると面白いことが分かる。
左チャンネルにはスチール弦、右チャンネルにはナイロン弦の生ギターが振ってあって、もちろん左右に振り切って完全に分離してるわけじゃないので、それぞれ多少オーバーラップしてるように聴こえるが、問題は右チャンネル。右だけを抽出してモノラルで聴いてみると、トムにしてもジョニーにしてもギターはかなり上手いハズなんだが、流石にガットギターには慣れてないのか、フレーズが細かくなると結構グダグダで、苦戦している様子が伺える。これは、なんだかカワイイぞ。それでも、ステレオで聴き直すと曲として完璧にまとめられてるからスゴイ。あまりに GJ すぎるミキシングにただただ感服。

wtClavier のその後

バグ持ちのまま最高に放置されてますが、結局 id:xianon さんのトコで wtClavier より 256 倍素晴らしいツールが配布されているので、wtClavier を作った張本人もそちらを利用しています…XiKeyTest の UI とか、SortInchKey を通すとスキャンコードが 0xFF になる挙動とか、もしかして wtClavier が少しでもヒントになってたりしたら嬉しい限り。これは流石にこちらの勝手な妄想でしょうが、やっぱり WM 機でのキー入れ替えはこの方法しかなさそうだからね。キーがダブルクリックできたりして、あまりの便利さに目からウロコ。

CMS みたいな何か

簡単な書式でページが編集できて、ローカルで静的なページを生成してしまえるようなツールが欲しい。こう、全体のサイトをGUIからプロジェクトとして一元管理できて、ブログより柔軟性があって、自分で定義した文字列定数や関数みたいなものを呼び出せるような、テンプレートエンジンみたいな何か、CMS と呼ぶほどでもないコンパクトなツール。たしか、日本の人が制作してたこんな感じのソフトウェアがあったと思ったんだけど、改めてグーグル先生に訊いてみたら見つからないや。いっそ自分で作れば…などと考えてるうちに、更新が滞ったまま半年以上の月日が経ってしまった罠。日記をつけないならつけないで、名無しで 2ch に書き込んで日記代わりに憂さ晴らしできるんだけどね。とにかく、今日からぼちぼち日記つけてみよう。

BS-hi 音のある風景

だけどこの番組は地味にイイ。おそらく地上派では放送してないので、4:3の画郭になったときのことを考慮する必要がないのも大きいと思うが、1カット1カットの構図や尺が考えられてるし、美しい。テンポも良いし、NHKらしからぬ大胆な早回しを使ったりもする。番組として環境音にフォーカスを当てているようなので、無駄なBGMもないし、ナレーションも必要最小限。15分番組だけど、充分おなかいっぱいになれるのでオヌヌメ

プラネット・アース

ちょうどドクター・フーの続きでちょうどよかったので。最終回。相変わらず、海外クオリティ(24p)パートとNHKクオリティ(30p)パートの差が酷い。編集段階に問題があるのかもしれないが、まず二つの間で画質とフレームレートが揃ってないので気持ち悪いし、当然映像のテンポも違う。NHKはもれなくHDカムで撮影するけど、向こうの人はARRIで撮ってたりしてるみたいだし。それに撮れるのは大したことない映像のクセに、いちいちNHKが開発した機材の自慢文句が挟まるのもウザイ。特に、毎回、緒方拳の独り言を聞かされるのは、苦痛以外の何者でもない。全くもって、どっからどこまで共同制作なのか分からない。こんなことになるんなら、いっそ教育テレビの地球ドラマチックかなんかの枠でそのままBBC版を垂れ流してもらったほうが良かったかもしれない。
ちなみに、『映画テレビ技術』の2006/8月号にプラネット・アースの撮影についての記事があるらしい。なんかかなりキテる技術誌だなぁ、知らなかった。

ドクター・フー 第24話

なんだか番外編みたいな感じ。シュールさが光る。エルトン・ジョンで笑いを取りたかったがために名前をエルトンにしたのかな。今回は遊びすぎな感じだけど、特殊メイクとかは結構凝ってて良かった。エイリアンの名前がスイコロリンとなってたけど、どうやらもともとはabsorbaloffという名前らしい。