中央公論6月号

佐藤優氏が、ゲナンジー・ブルブリスという人のエリート論を紹介している。ロシアのエリートには三種類あるという。
1. 旧ソ連体制の高級官僚
2. 変革の中で運良く抜擢された「偶然のエリート」
3. 未来のエリート。現在、20代、30代の優秀な人たちで、この世代は、ソ連崩壊末期の自由な雰囲気で勉強を始めたのだった。
ところが、1、2のエリートはオオカミで、ほっておくと、3の人たちを食べてしまうのだ、と。