Ruby on Railsを1.1にアップデートする方法
以下はUpdating to Rails 1.1 on OS Xの略訳です。
以下はDan BenjaminさんのUpdating to Rails 1.1 on OS Xという記事の略訳です。
はじめに
ついにRails1.1がダウンロードできるようになりました。このリリースには多くのバグ修正、新しい機能、最適化などが含まれています。
すでにインストールしてあるRuby on Rails環境をアップグレードする際にすべきことは以下の通りです。
【注意】以下の説明はOSX向けの説明で、OSXにRuby on Rails環境をインストールする方法をすでに行っていることを前提としていますが、ほかのUNIX環境でも問題なく適用できるはずです。
1 Railsの更新
Terminal.appで以下のように入力するだけです。
sudo gem install rails --include-dependencies
パスワードが求められた際には入力してください。
LightTPD 1.4.11への更新
LightTPD 1.4.11への更新が必要です。LightTPDのバージョンはTerminal.appで以下のように入力することで確認できます。
/usr/local/sbin/lighttpd -v
もしバージョンが1.4.11より小さければ、アップグレードの必要があります。幸いなことにこれは非常に簡単です。デスクトップでbuildする場合、Terminal.appで以下のように入力します。
cd Desktop
curl -O http://lighttpd.net/download/lighttpd-1.4.11.tar.gz
tar xzvf lighttpd-1.4.11.tar.gz
cd lighttpd-1.4.11
./configure --prefix=/usr/local --with-pcre=/usr/local
make
sudo make install
3 Railsが作った古いLightTPDの設定ファイルを消す
script/serverを実行するたびにRailsはlighttpd.confファイルをconfigフォルダに作ります。古いバージョンのファイルはLightTPD 1.4.11と互換性がありません。
幸いなことに、Railsは自動的に新しくファイルを作ってくれるので、単に古いファイルをTerminal.appで消せばよいのです。
もちろん「/path/to/my/rails/app」は実際のrailsアプリのパスで置き換えてください。Terminalを使う代わりに、Finderでゴミ箱にドラッグして捨ててもかまいません。
これで終わりです。Rails 1.1の準備ができました!
以上です。