永年の試行錯誤妄想と,怠惰と,出張を乗り越え、ようやくPCオーディオを楽しむ環境ができた。

まずは
USB DAC
基本はVICS社PCM2704。
電源はPCから独立、水晶発信器を採用。


DACからのアナログ出力を付属のOPアンプを介さず
タムラA351にてモノラル合成。


c3gを介して600Ω送り出しとした。


これは電圧出力のPCM2704用だが、
DAC-AHのI/V270Ω抵抗の後ろにコンデンサを介し
電流出力、電圧出力、どちらにも対応できる、
一次側12.5kΩ×2のTN347を入力トランスに採用する汎用バッファを
製作しようと思う。


電源用トランスはこのアンプのための特注品。



パワーアンプ
入力は平衡600Ω。
初段6c5、出力管は42三結。
トランス類はノグチやラジオ少年の安物。
インプットはUTCだけど、これも2〜3千円程度の安物。
回路はWIMAコンデンサによる結合を採用し、トランス結合ではない。


このパワーアンプは録音の悪い昔のブルースを聴く事をイメージして作った。


肝心の音は・・・、CDPが故障してかなり経ち、元の音がどうだったかが・・・・・・・
十分聞くに堪える音である。
昔のブルースなら十分聴けるぞ!!!
1時間ほど経って気付いたが、ちょっとゲインが低いような気がする。


確実に言えるのはDAC-AHに比べるとよっぽどマシな音だと思う。


ここで注意しなければならないのは、アナログ増幅段を持つDAC-AHと、それを外して全段真空管増幅としたVICS社のPCM2704との比較であり、DACそのもの同士の比較にはなっていない。


DAC−AHもそのうちOPアンプを飛ばしてA351で受けて鳴らしてみるつもり。
TN-347はその後かなぁ。


PCとの接続法で音も変わるのかなぁ?
PCM2704はUSB接続で、DAC-AHはOPTとか・・・・・


上の2枚の写真に空きソケットが写っているが、それぞれ別の真空管
挿し変えて音を比べられるように、するつもりである。(未配線です)