何がたまらんか、と言うと、


(1)もうこの家に来て2年にもなろうかというのに
 家が一向に片付かない。


(2)レコードディスクが集まってくるのに
 レコードを再生する環境が整っていない。


とにかく家に物が多すぎ片付かないので、
新たに作るにも、置くにも、場所が必要な
アンプを製作する気にならないのだ。


そこで
(1)売れそうな物をぼちぼちオークションにでも出して
スペースを作って行き(軍資金も貯まる)、
(2)場所ができればレコード再生環境を整えようと決心した。


では、まず何を売りに出そうか、と、考えたのだが、
一番場所をとっているのが、バイクのホイールとタンク、マフラーである。



でもこれは梱包しづらい。億劫になる。あ、タンクはまだましか・・・・
次に家のなかで嵩張っており、梱包しやすそうなのが、


トランジスター式のアンプ類。(6GA4のP.P.も売りたいけど。)
あー、邪魔邪魔。






果たして、売り物になるかどうか、鳴らしてみた。



って、普通にレコード再生できてるやん!!



まぁ、それはおいといて。
まずはと、
学生時代、下宿で使っていたLUXのプリメインアンプと
コーラルの10cmフルレンジを鳴らしたところ(これも売ろう)
片chから音が出ないので焦った。
なんせ、30年ぶりの入電?


原因はなんと、



イオニアターンテーブルPL-1800に付いてきた
RCAケーブル。


別のケーブルに換えたらOK。
ボリウムを回す時だけガリは出るが、音楽はちゃんと聴けます。・ω・`;


このアンプの音の印象は、かなりシャキシャキした音で、
JAZZが元気に鳴った。こんなに元気なアンプだったかなぁ。


JAZZは止めて100円で買ったオリビアニュートンジョンに替えると、
なんか歪っぽい。シャキシャキがギスギスに聴こえる。


まぁ、一応音が出たということで、一安心。



続いて、クリスキットのプリ・メインアンプ。




このアンプは設計者である桝谷氏の神戸事務所を訪れ、
氏の熱いお話に感動して、
直に買ったか・・・・
後で通販で買ったか(汗
のアンプである。


音出しを始めたところ、ガリが盛大に出る。
それはボリウムを動かさなければ無くなるのだが、
ボリウムをフルにしないとまともな大きさで音が出ない。


やばい、と思ったが思い出した。


クリスキットのプリアンプには、
たしか、基板上の出力にアッテネターが備えられており、
通常聴く音の大きさで、ボリウムが12時ごろを指すよう
ここで調整するのだ。


このアンプではJBL 130AやALTEC 604-8Gといった、100dBを超える
高能率のSPをドライブする時、ボリウムが12時になるよう
調整してあるので能率の悪い10cmのフルレンジだと
ボリウム全開でやっと普通の音量しか出ないのだ。



それを思い出しつつ
リビアを聴き直すと、
生々しく、なめらかである。


続いて、やはり中古ビデオ屋で買っておいた、
100円のかぐや姫LIVE盤を聴いてみると、
ホールの響きが良く出ている。
ギターの弦をピックで掻き鳴らすイメージが出ており、
胴鳴りも美しい。


もう、日が暮れそう。
後はビリージョエル(これも同店で100円)を聴いて、
梱包は明日。