2012-02-05
『食卓の肖像』東京上映会
映画芸術ベストテン(注:434号)にて井川耕一郎さんが選出した金子サトシ監督ドキュメンタリー『食卓の肖像』が、 キネマ旬報文化映画ベストテンの10位に選ばれました。今度、その作品の上映会があります。
「カネミ油症ドキュメンタリー『食卓の肖像』東京上映会のお知らせ」
『食卓の肖像』(DV作品、103分)
取材・構成:金子サトシ
撮影:内野敏郎 金子サトシ 福本淳
1968年に発覚した戦後最大の食品公害、カネミ油症。40年以上たった現在もその影響下に生きる被害者の人たちを見つめたドキュメンタリー。結婚、出産など、それぞれの人生から今も続く被害の実態が浮かび上がってくる。
上映日時:
2月19日(日) 午後2時上映開始
3月24日(土) 午後6時上映開始
上映会場:
「かふぇ&ほーる with遊」(荻窪駅南口徒歩8分)
(いずれの日も、定員30名、予約制)
* 定員30名の会場のため、事前にご予約ください。
人数が30名に達しなかった場合は当日、先着順で入れます。
会場へのアクセスは以下をご参照ください。
http://cafewithyou.web.fc2.com/map.html
「かふぇ&ほーる with遊」 杉並区荻窪3-46-13(TEL.03-6661-2336)
JR荻窪駅南口を出て左にまっすぐ行くと 青梅街道にぶつかります。そのまま直進し、「すき家」 の先、歩道橋の手前が 『with遊』 です。(駅から徒歩8分)阿佐ヶ谷駅よりバスをご利用の場合は、荻窪方面バス停 「天沼」 停留所前です。
料金:一般1000円 学生・子ども500円
問い合わせ:
金子サトシ n3946062@yacht.ocn.ne.jp
カネミ油症患者のひとりの裸体を映した一枚の写真、このエピソードには引き込まれます。彼女たちの写真をめぐる話が、ラスト、飛行機の写真撮影が趣味の男性が登場することに、偶然つながっているようにも思えてくる。この奇妙な感じは井川監督の『糸の切れた凧』に近いと思います。
赤坂太輔さんのツイート
赤坂太輔さんの2月4日のツイートを引用します。
TRASH-UPでの原稿にて外してしまった箇所と少し関係あると思いましたので……。
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↑「赤坂太輔が語る『果てなき路』と映画の2011年」掲載。
1980年6月月刊イメージフォーラム創刊準備号の長谷川和彦・川喜多和子対談で『旅芸人の記録』のカメラに語る手法を「あれはブレヒトだよね」という箇所がある。当時ヨーロッパや日本では廃れた技法だったが実は軍事政権前後の映像だったことを考慮する必要があったはずなのだ。
「廃れた」と書いたカメラに語る手法を使ってたのはオリヴェイラでやはりギリシャ同様に独裁制下の映像からの離脱を意図していた・・・アンゲロプロスと違ってカトリック的だし日本上映は十年以上後になるが
ポルトガルや崩壊直後のソ連の映画が孕んでいたのは独裁政権の操作した映像からの離脱なのだが問題は我々が「操作された」フツーの映像を見られなかったこと。日本やフランスの批評は自国の操作されっぷりに安住しているので笑ってしまう
ソ連でパラジャーノフが強制収容所に送られたりブラジル軍事政権下でコフィン・ジョーが逮捕拷問されたとき前者は芸術的に後者はトラッシュムービー的に「自分の映画はナンセンスだ」と主張したが政府のほうは「お前らの映画は反政府的な意味があるんだろ」と信じず。結局「意味は権力が作る」ってこと
ここから映像を禁止しようとする人々の言葉はすべて権力の側にあることがわかる。しかし芸術であれトラッシュであれナンセンスを主張するためにはより高度な映像の教育が普及していなければ通用しないってこともある。
ある映像を「なんだかわからない」というと権力が「わかんないのか?それはこういう意味だ!」と説明したり禁止したりしてしまうから
もちろん「難解」「よくわからない映画」というのも権力側の言葉で、実はその映像を他人に見せないために使われてきた歴史があるw
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