プログレッシブでエレクトリックな新世代 Perfect Being
Perfect Being
今回紹介する Perfect Being は、アメリカのプログレ系バンド。彼らが、かの Inside Out に移籍してのデビューアルバムにして、バンドとしては3枚目の作品になるアルバム Vier がリリースされていたので、聴いてみた。大曲
見た目上18曲あるけれども、その内容は、4っつの組曲からの作品で、伝統的なプログレッシブロックな大曲指向から、まずは、食指が伸びる。明るいトーンと構築美をもつので、YES的とも言えるけれども、サウンドの方は、かなり、テクノロジーを導入していて、エレクトロニカなサウンドやコーラス処理をしてくる一方で、よりバンドの色合いが強いサウンドとコーラスワークまでと、この組曲を存分に表現するために、様々なスタイルのサウンドを持ってきている。
一方で
特に冒頭は現代的なエレクトロニカな処理が強く感じられるけれども、途中からは、Moog や Melllotron サウンドも持ってきていて、アナログ感の強いサウンドであり、より叙情を感じさせる曲調になる。このあたりも組曲でのサウンド表現力といえるだろう。表現力
そういった様々なサウンドを活用しながら、テクニカルさというよりは、表現力を感じさせるのがこの作品の出来。もちろん随所にテクニックを感じさせるとこともあるけれども、このバンドの魅力はそういったテクニカルな要素問いよりは表現力。このあたりも、ある意味ではトラディショナルなプログレバンド的とも言える気もする。
お勧め
というところなので、現代的な変則ミクスチャーバンドと言うよりは、そういった要素を持ちつつも、トラディショナルな構築美を踏襲した新世代バンドといえる印象。なので、往年のプログレファンにも聴いていただきたい作品です。関連リンク:
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