栃木県小山市「墓園やすらぎの森」合葬式墓地

栃木県小山市では、市営墓地「墓園やすらぎの森」に、1,800体の遺骨を納めることができる合葬式墓地の整備を2010年度中に着工する。


同園は 1995年に開園し、これまで約2,000基を供給してきている。
今回整備されるのは区画の南側にある中央広場。
床面積約75平方メートルを予定する建物は、盛り土で覆われ周囲の景観に馴染ませる。
20年間棚状の納骨室に収蔵後、散骨室に移す形式であるが、市が管理することで継承者がいない市民も安心して利用できるという。


現在「墓園やすらぎの森」の永代使用料は46万1,000円、年間管理料5,250円であるが、合葬式の場合は、管理料が不要で、使用料も3分の1から4分の1程度に収まる見込みとしている。
今後、2011年度の利用開始を目指して、詳細を審議会で図り、市が最終決定をしていく。