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@鎌倉新書の いいお墓 ブログ

2009-04-17 サクラサク

桜とお墓

| 20:02

東京の桜は散りました。

今週末のお花見東北地方がにぎやかであることでしょう。


日本人にとって、桜は特別な意味をもち、サクラの開花を境に新しい行事や、季節、心境も変わります。

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桜とお墓は絵になります。

桜の花の散り際の潔さと死者への鎮魂が波長を合わせているのかもしれませんが、お墓の桜は在りし日の故人とみた”あの時の桜”を想い出して感傷的になります。


あの時の桜

あの人との桜

あそこの桜

・・・・・・・。たくさんの想い出とともに、日本人なら誰しも皆、忘れられない数多くの桜の情景があることでしょう。


さくら さくら 今咲きほこる

刹那に散るゆくさだめと知って

さらば友よ 旅立ちのとき

変わらないその想いを 今

さくら 作詞/森山直太朗

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2009-04-03 清明節:中国のお墓参りと先祖供養

清明節:中国のお墓参りと先祖供養

| 11:05

春のお彼岸が終わり、本格的な春到来。


彼岸中日が24節気の春分の日で、日本独特の習慣ということを前回触れましたが、お隣り中国でもお墓参り(先祖供養)の行事が始まります。

今日は中国のお墓参り行事のご紹介。

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清明(qing ming jie)と言いますが、毎年4月5日前後。

その由来は古く、およそ2000年前の「鬼節」からきていると言われています。

旧暦の3月3日。近年祭日を統一するため、4/5前後と制定)

今年は4/4〜4/6の期間で中国では三連休となります。


清明節は農暦(旧暦)の24節気の1つ。

春風が吹き、暖かくなると、空気は新鮮で爽やかになり、天地は明るく、清らかになる。

それで「清明」と言われています。


この清明節には一族そろってお墓参り。お墓を浄め、ご先祖様を供養しますが、

別名「掃墓節(お墓を清める日)」とも言います。お墓のない人でも、

”紙のご供物”を燃やして、ご先祖様がいるあの世に向けて回向します。


ワタシはかつて中国に数年留学しており、香港台湾含め大陸を頻繁に

往来していました。

清明節の中国は季候も良く、なかなか楽しいものがあります。

中国の友人一族と一緒にお墓参りに行ったこともありますが、明るくにぎやかに

ピクニックモード♪

春の空気吸いながら自然と触れ合い、ご先祖様のお墓を前に豪勢な食事。

歌って語らって痛飲。あの世の先祖とこの世の一族で大いに盛り上がりました。


それから、”紙のご供物”。これは中国ならではの発想でもあり、傑作です。

紙のお金を「紙銭」と言いますが、その紙銭を燃やしてあの世のご先祖様に

送ります。元、米ドルユーロ、・・・通貨も多種多様。

あの世銀行への送金?!

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物質的に豊かになった現代の中国では、その”紙のご供物”商品群がとみに増えており、

この時期の露店をみていてあきれるやら、感心するやら・・。

 タバコ、お酒、麻雀牌、洋服・・・。

 車、冷蔵庫、パソコン、扇風機、ゲーム・・・。

 もありますが、紙とは言え結構しっかり作られているんですよ。

また、びっくりしたのは(めかけ)というのも・・・。 (; ̄ー ̄)A


 ワタシ:「えっ・・、あの世で妾なんて・・。いいの?」

 NaiNai(おばあちゃん):あの人(亡くなったおじいちゃん)はこの世でうるさい私一人だったからね。あの世では妾の一人や二人くらい・・・自由にさせてやらなくちゃー(笑)」


という会話を、清明節の露店前で交わしたことを昨日のことのように覚えています。


この”紙のご供物”は、『何不自由なくあの世で暮らせるように・・・』、との想いからですが、

あちらでそんなお金が必要なの・・。

あの世にまでこんな俗物を送って・・・。


それはともかく、急速に発展し、名実ともに世界の中心になるべく突き進んでいる現代中国

あの世とこの世を結ぶ、今年の清明

「紙ご供物」流通市場と「紙銭」金融市場。(今年は世界の景気後退が影響するかも・・??)


これから紙市場が忙しく動き始めますが、中国の”あの世”社会もご先祖様も

さぞかし豊かになっていることでしょう。


今日は、中国清明節のご紹介でした。

再見!

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2009-04-01 4月1日のけむり

4月1日のけむり

| 11:51

今日は4月1日。

入社、入学、進級、そして桜の開花・・・。

期待や不安、ときめきも交錯。


今日を境に、心が引き締まったり、わくわくしたり、そわそわしたり・・・。

日本人にとって、この時期は格別な思い入れと心がありますよね。

日本人万歳。\( ̄ー ̄)/

体内スィッチも4月1日からニューモードに切り替わったのかどうか、なんだか高揚する本日のワタシ。


ところで、本日から「首都圏の駅が全面禁煙とのこと。

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愛煙家さんには辛抱してもらわなければなりませんが、自由自在にあちこち飛んでいくケムリの行動規制がJRで今日からはじまりました。


お墓とケムリも切っても切り離せない縁。

お墓参りの際、故人が大好きだった煙草に火を点けてお供えする方は

多くいらっしゃいますし、墓参者自らタバコを吸いながら、墓前で静かに

故人に語りかける光景にはしんみりさせられます。


また、ケムリはケムリでもお線香の煙はまた趣が異なります。

彼岸お盆の時期はお線香の煙があちらこちら・・・、霊園内をたちこめますが、

ご先祖様はこの煙が好きなのかな・・・、むせていたりしないかな・・と

幼い頃感じた記憶があります。

「生きてる人はごはんを食べるだろ。ご先祖様はな、お線香のケムリを食べて満腹になって喜ぶんだ。だからお墓参りに線香を焚くんだ」

・・・とまことしやかに親戚のおじさんに言われて納得した(させられた)ことをふと思い出しました。


お墓や仏壇に供えるお線香が、一般に用いられるようになったのは江戸時代以降と

いわれていますが、最近では日常のヒーリンググッズとして線香は親しまれています。

大人になった今日、ワタシもこの香りに安らぎと落ち着きを感じるようになりましたが、

個々それぞれ好き好きがあるのが人の世。


あの世にも愛煙家と、嫌煙家があったりして・・・。

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4月1日のけむりとともに・・・。エイプリルフール

2009-03-25 墓萌え 東京お墓散歩

墓萌え 東京お墓散歩

| 15:31

○○萌え・・・


一時期ブームにもなって、「もえ〜」という言葉が氾濫していたけれど、

社会の認知度的にもすっかり定着した感がありますね。


で、最近出てきたのが墓萌え

表現的にはどうも抵抗がありますなぁ・・。

まあ、でも・・・、お墓に対しての認識や関心の高まりという意味では、よしとします。

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墓萌え 東京お墓散歩

DVDを購入して早速閲覧、日本人ならよく知っている著名人の方のお墓がBGMとともに映し出されます・・。


でも・・・、やはり・・・。

いろいろなことを感じながら実際に現地に赴いて、季節感を味わい、故人を偲び供養するお墓巡りにまさるものはありません。


そろそろ桜の時期。お花見がてら霊園を歩くのも乙ですね。


参考までに以下の記事をどうぞ

◆『篤姫・綱吉…著名人の墓巡りブーム 「墓萌え」DVDも』 asahi.com(朝日新聞)

天璋院篤姫に徳川綱吉、長谷川一夫、横山大観。東京都心の墓地には、数多くの著名人が眠っている。週末に、墓を訪ね歩く「お墓巡り」を楽しむ家族連れやカップルも多い。最近ではお墓を紹介する本やDVDまで出た。何がお墓にいざなうのか。 つづき

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◆『今日の知識 Q:DVDも発売される墓萌えとはどんな萌え?』 nikkeiTRENDY

墓萌えとは、週末などに著名人の墓を訪ね歩く「墓巡り」を楽しむこと。日本メディアサプライのDVD「墓萌え 東京お墓お散歩」や、風塵社の単行本「著名人のお墓を歩く」のように関連書籍やDVDが発売されており、静かなブームになっている。つづき


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2009-03-23

お彼岸

| 18:13

今日は春の彼岸明け。

先の3連休は、何したかって?

もちろんワタシはお墓参りに決まってます。我がカマクラ一族 + 鳥一羽で墓参。

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しとしと雨が降る中、お墓掃除に汗をかき、午後の晴れ間にご先祖様を垣間

見たような気がしました。

やはり、春到来の足音をあちらこちらに感じることができるこの時期の

お墓参りは格別の思い入れがあります。


そんなわけで、今日は少しばかりお彼岸の話。


【期 間】

 彼岸:毎年3月の春分の日をはさんで前後3日(計7日間)

 彼岸:毎年9月の秋分の日をはさんで前後3日(計7日間)


今年(2009年)のお彼岸日程は以下。

 ・彼岸入り:3月17日

 ・中日 :3月20日 [春分の日]

 ・彼岸明け:3月23日


【お彼岸はどこから来たの?】

”ヒガン”という言葉を聞いたことのない日本人はいないと思いますが、お彼岸は「波羅蜜多(サンスクリッド語:paramita)」を「到彼岸」と漢訳したのが、いつしか「お彼岸」になったと言われています。

ただ、このお彼岸は、日本独特の仏事行事で他の仏教国にないのも特徴です。


「此岸」・・・煩悩や迷いに満ちたこの世。現世。

       今我々のいる ≪コチラ≫の世界   

彼岸・・・解脱した悟りの世界・仏の世界。極楽浄土。

       亡くなった先祖たちの霊が住む ≪アチラ≫の世界


彼岸にお墓参りをする意味とは、「コチラ」側から「アチラ」側にいらっしゃる

ご先祖様にご挨拶に参るということなのですね。

また、この期間に仏様の供養をすることで極楽浄土へ行くことが出来るとも考えられています。


じゃ、【なぜ、春分・秋分の日をお彼岸にしたんでしょうか?】

→それは中日(春分・秋分の日)が、

 1.太陽が真東から昇り、”真西に沈む”日である

・・・阿弥陀様の「西方極楽浄土」思想

 2.昼と夜の長さが同じ日である

・・・「中道」精神で昼夜を二分

ということに影響しているということが、古(いにしえ)の多くの書物にも述べられています。


また、以下「国民の休日に関する法律」からも、日本人の伝統的な民俗の心が映し出されていますね。

 春分の日・・・自然をたたえ、生物を慈しむ日

 ■秋分の日・・・祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日

彼岸のお墓参りは、江戸時代よりはじまったと考えられていますが、

これら仏教的、伝統的、日本人的な思想や習俗・風習が混交して現在の「お彼岸」と

いうものがあるんです。

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彼岸の時期は気候的にもいいもの。

江戸の時期も「お墓参りにかこつけて野外への遊山をする」といった

側面もあったと考えられています。


墓前でのご先祖様供養より、つい連休バカンスを優先してしまった方。

彼岸過ぎたから、遅いということはありませんよ。

大事なのはなにより、供養の心です。

ご先祖様はまだきっと待っててくれますよ。


入学、進級、就職・・・、春のの咲く時期は日本人にとって、特別なシーズン。

さてさて春彼岸も終わったことです。

また心新たに・・・。


            BY かまくら博士 『暑さ寒さも彼岸まで』



P.S:「お墓」「お墓参り」という言葉で、ブログを書かれている人がどのくらいいるのかな・・と調べてみました。↓

下の表の通り、春と秋のお彼岸お盆の時期は急増していますね。

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