いーぐる後藤の新ジャズ日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016-12-08

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●12月13日(火曜日) 20:00〜22:00

“NEW ARRIVALS”Vol.35

【2016年ベスト盤大会】ユニバーサル斉藤さんと、デスクユニオン羽根さんが選ぶ2016年のベスト盤をご紹介する、今年のジャズ・シーンが総覧できる特別イヴェントです。ぜひお越しください。

《予約不要、飲食代金のみでご参加いただけます》

ユニバーサルジャズディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご試聴いただけます。お気に入りのアルバムをその場で購入することも出来ます。ジャズシーンの動向がいち早く知れる話題のイヴェントで、私も大いに参考にさせていただいてます。みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。

*なお、試聴中はお静かにお聴きくださりますよう、お願いいたしておりますので、その旨ご配慮ください。



                

●  第605回 12月17日(土曜日)午後3時30分より 参加費600円+飲食代

『2016ベスト盤大会』

『いーぐる連続講演』講演者のみなさまはじめ、音楽関係者の方々が今年のベスト盤を持ち寄り、皆さん1曲ずつ紹介しコメントするというお楽しみイヴェントです。今年は良いアルバムがたくさん出たので、大いに楽しみです。

なお、『べスト盤大会』終了後は、関係者一同による忘年会を行います。

                              登場 音楽関係者一同




● 第606回 1月7日 (土曜日)午後3時30分より 参加費800円+飲食代

新春第一弾『Rising & Upcoming  期待のニュー・スター2017』

「これからが楽しみな存在」「2016年に初めて知って感銘を受けた存在」

「あまりにも過小評価されているので、もうそろそろ評価されて欲しい中堅」

に相当するミュージシャンを紹介。

                               解説 原田和典

  



●第607回 2月4日 (土曜日)午後3時30分より 参加費1000円+飲食代

ペルー音楽映画とその周辺」

*詳細は後ほど告知いたします。

 

解説 水口良樹 高橋めぐみ



●第608回 3月4日 (土曜日)午後3時30分より 参加費1000円+飲食代

『横断的クラシック講座』 第7回

*詳細は後ほど告知いたします。

                               解説 林田直樹



●第609回 3月11日 (土曜日)午後3時30分より 参加費600円+飲食代

『第2回ジャズ喫茶シンポジウム

*詳細は後ほど告知いたします。

ジャズジャズ喫茶部:楠瀬克昌 rompercicci:齊藤 外志雄 いーぐる:後藤雅洋 他





【いーぐるホームページhttp://www.jazz-eagle.com/

いーぐる  新宿区四谷1−8ホリナカビルB1F 3357-9857

2016-11-23

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第602回 11月19日

クラシックジャズの挟間で / レナード・バーンスタイン


選曲 小針俊郎



1 Overture to ”Candide”         Los Angels Philharmonic Orchestra, Cond. By Leonard Bernstein

2 New York, New York (From Musical"On the Town") Thomas Hampton, Kurt Ollman, David Garrison, voc., w. London Symphony Orchestra, Cond. By Michael Tilson Thomas

3 Overture to ”Wonderful Town"     Birmingham Contemporary Music Group, Cond. By Simon Rattle

4 Christopher Street (From Musical "Wonderful Town") Rodney Gilfly, voc., w. Birmingham Contemporary Music Group, Cond. By Simon Rattle

5 Maria (From Musical "West Side Story") Jose Carreras, tenor Orchestra, Cond. By Leonard Bernstein

6 Tonight (From Musical "West Side Story") Jose Carreras, tenor, Kiri Te Kanawa, soprano Orchestra, Cond. By Leonard Bernstein

7 Prelude, Fugue and Riffs             Benny Goodman, cl., w. Columbia Jazz Combo, Cond. By Leonard Bernstein

8 Dialogues For Jazz Combo and Orchestra     Dave Brubeck Quartet w. New York Philharmonic、Cond. By Leonard Bernstein

9 Prelude for Piano No. 2 Andante con moto     Leonard Bernstein, pf.

10 Big Stuff (From Ballet "Fancy Free")     Billie Holiday, voc., w. Joe Guy Quintet

11 Lonely Town (From Musical "On the Town") Frank Sinatra, voc., w. Orchestra, arr. & cond. By Gordon Jenkins

12 Somewhere (From Musical "West Side Story")     Barbra Streisand, voc., w. David Foster, keyboards and synthesizer

13 Journey Into Jazz              Don Ellis, Eric Dolphy, Benny Golson, Richard Davis, Joseph Cocuzzo, w. Nat Hentoff, text New York Philharmonic、narr. By Leonard Bernstein, Cond. By Gunther Shuller

14 Prologue to the film of West Side Story     United Artists Studio Orchestra, Choreographed by Jerome Robbins

24JazzJapan 小針俊郎

2016-11-12

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●11月15日(火曜日) 20:00〜22:00

“NEW ARRIVALS”Vol.34

《予約不要、飲食代金のみでご参加いただけます》


ユニバーサルジャズディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご試聴いただけます。お気に入りのアルバムをその場で購入することも出来ます。ジャズシーンの動向がいち早く知れる話題のイヴェントで、私も大いに参考にさせていただいてます。みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。


*なお、試聴中はお静かにお聴きくださりますよう、お願いいたしておりますので、その旨ご配慮ください。


                 

● 第602回 11月19日(土曜日)午後3時30分より 参加費600円+飲食代

クラシックジャズ狭間で/レナード・バーンスタイン

10月のジョージ・ガーシュウィンに続いてレナード・バーンスタインをとりあげる。

バースタインはガーシュウィンと同じロシアから移民してきたユダヤ人二世。

ボストンに生まれ、ボストンラテンハーヴァード、カーティス音楽院というエリート教育を受けた。

しかし時代は戦間期。20世紀米国の国力勃興、文化的後進性、幼時に体験するジャズ・エイジ、学生時代の米国のスウィング熱。

こうした複雑な時代のなかで成長したバーンスタインは天賦の音楽の才能、米国人としてのアイデンティティを開花させていく。

時に米国ヨーロッパ渡来の音楽家たちの全盛期で、ミトロプーロス、ライナー、クーセヴィツキー、作曲家ではヒンデミット

ストラヴィンスキーシェーンベルクらが健筆を振っていた。

彼らから学び、作曲とピアノ、指揮で才能を発揮したバーンスタインは野心と向こうっ気の強さで頭角を現し、

米国人ならではの音楽を創造していった。

今回はバースタインのジャズ的作品を通して、20世紀楽壇に君臨した彼の本質に迫っていく。

                         解説 小針俊郎


● 第603回 11月26日(土曜日)午後3時30分より 参加費1000円+飲食代

関口義人『トルコ音楽の700年』(DU BOOKS)出版記念イヴェント

1990年代の初頭から幾度もトルコを訪れ、トルコ文化の謎を解き明かすような思いで少しずつトルコと接してきました。最初はジプシーの演奏への関心でしたが、やがてオスマン古典の声楽音楽であるハルク、軍楽音楽であるメフテル、さらにポップやロックにも興味が広がってゆきました。さらに重要だと思ったのは、トルコに暮らす50とも60とも言われる少数音民族が生み出す独特の音楽でした。あれからおよそ25年が経過して、この音楽大国トルコの音楽を総括してみようと思い立ち、今回の企画へと進みました。

                    サラーム海上 × 関口義人



● 第604回 12月3日(土曜日) 午後3時30分より 参加費200円+飲食代

ビル・エヴァンス/ワルツ・フォー・デビイ  録音55周年記念 完全生産限定クリスタル・ディスク 試聴会』

今年4月に日本レコード協会ゴールド・ディスクにも認定されたビル・エヴァンスの名盤、『ワルツ・フォー・デビイ』の録音55種年記念で制作された初のクリスタル・ディスク+100%ピュアLPの試聴+いーぐるのマスター後藤さんとユニバーサル ミュージック担当者によるトークセッション

※なお、当日はディスク・ユニオンさんが現物販売も致します。クレジット・カードでもご購入できます。

                    後藤雅洋 × ユニバーサル 斉藤京子



● 第605回 12月17日(土曜日)午後3時30分より 参加費600円+飲食代

『2016ベスト盤大会』

『いーぐる連続講演』講演者のみなさまはじめ、音楽関係者の方々が今年のベスト盤を持ち寄り、皆さん1曲ずつ紹介しコメントするというお楽しみイヴェントです。今年は良いアルバムがたくさん出たので、大いに楽しみです。

なお、『べスト盤大会』終了後は、関係者一同による忘年会を行います。

                            登場 音楽関係者一同

2016-11-10

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第600回『いーぐる連続講演』   11月5日


「いま一度グレン・グールドを問い直す」 横断的クラシック講座 第6回

選曲 林田直樹


●バード:セリンジャーのラウンド

エリザベス・ファー(チェンバロ

Naxos

グレン・グールドピアノ

Sony

J.S.バッハトッカータ ニ長調 BWV912

アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ

Harmonia mundi

グレン・グールドピアノ

Sony

シェーンベルク:「架空庭園の書」 〜「夕暮れに小暗いあちこちの園亭に」

シェーンベルク:8つの歌曲op.6 〜「見捨てられた」

ヘレン・ヴァンニ(メゾソプラノ) グレン・グールドピアノ

Sony

ブラームス:間奏曲変ホ短調op.118-6

グレン・グールドピアノ

Sony

ベートーヴェンピアノソナタ第8番ハ短調op.14 〜第3楽章

ヴァレリー・アファナシエフピアノ

グレン・グールドピアノ

Sony

ハイドンピアノソナタ第62番変ホ長調 〜第1楽章

グレン・グールドピアノ

Sony

エカテリーナ・デルジャヴィナ(ピアノ

(Heansler)

J.S.バッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻 より

グレン・グールドピアノ

Sony

フリードリヒグルダピアノ

(MPS)

ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜第1幕への前奏曲

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団

RCA/BMG/Sony

グレン・グールドピアノ

Sony

J.S.バッハゴルトベルク変奏曲 より

マハン・エスファハニ(チェンバロ

(Deutsche Grammophon)

アレクサンドル・タローピアノ

(Erato)

アレクサンドル・クニャーゼフ(オルガン、ギュー編)、

(Exton)

ベートーヴェン:バガテルop.33-1

グレン・グールドピアノ

Sony

2016-11-07 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

【グアコ】×【グールド

相変わらず小学館の『ジャズ・ヴォーカル・コレクション』の締め切りに追われ、『連続講演』の報告が遅れまくっています。というわけで、今回まとめて2回分のご報告をいたします。


10月29日(土曜日)

「グアコ」まったく知らない名前だ。しかし信頼するラテン仲間、岡本さんご推薦のグループなら悪いわけは無いとばかり、なんの事前知識も無く講演会をお願いしたのだが、これは大正解。実に魅力的なグループだった。石橋純さんの解説も大学の先生らしく実にていねい、かつ解りやすい。

当日の詳細なレジュメが参加者に配布されており、「グアコ」なるベネズエララテン・バンドの来歴が一目でわかる。それをそのまま写すのも気が引けるので、もっぱら個人的感想を書き連ねてみよう。

まずもってこのバンドは私のお気に入りのタイプ。このところ、すでにかなりのラテン・バンドを講演会、ライヴで聴いており、専門的批評は出来ずとも、個人的な「好み」がどのあたりにあるのかは見当が付くようになった。

まずはスペイン系とポルトガル系音楽のテイストの違い。当初はどちらかというとキューバプエルトリコなどの明るくリズミカルカリブ海系サウンドが好みだったが、小学館の『ジャズ・ヴォーカル・コレクション』の仕事で『ボサ・ノヴァ特集』を監修する必要から、ボサ・ノヴァを固め打ちで聴くうち、ポルトガル語の響きの魅力にも開眼。

とりわけ、先日カエターノ・ヴォローゾの来日公演を聴き、ブラジル音楽の素晴らしさが実感としてわかるようになった。いささか手前味噌ですが、私が監修した『ボサ・ノヴァ特集』はシリーズ中でもトップ・ランクの売上を記録いたしました。

そして今回のベネズエラ・チームだが、私の耳にはラテン的軽快さと黒っぽさの配合具合が実にいい塩梅に聴こえたのだ。専門的にはどうなのかわからないけれど、カリブ海的リズムの切れの良さに微妙なブラックネスが混ざり合うあたりが、切れ一辺倒のキューバ音楽などとの違いのように聴こえた。これがいいのだ

講演終了後、岡本さんが「後藤さんが気に入ると思っていた」と言っていたが、まさにドンピシャ。しかし、どうしてわかるの? また、「講演終了後のひとことコメントが楽しみだったのに」と言われてしまったけれど、石橋さんとは他のイヴェントでお顔は存じ上げていたが、「いーぐる」での講演依頼は初めてだったので、ちょっと遠慮しちゃったというのが実態

で、この場を借りて改めてコメントさせていただければ、とにかく「素敵な講演」のひとことに尽きる。具体的には、まずグアコの来歴や特徴を具体的な音源で判りやすく解説してくれたこと。そして、ことばの端々から「ああ、このヒト、ほんとうに音楽好きだなあ」という感触が切々と伝わって来たことだろう。まさにラテン・チームの音楽愛の強さを実感させられた講演でした。

また、石橋さんからは、知らないバンドのチケットを既に購入していることを驚かれたりもしたけれど、過去の経験から、岡本さんはじめ私の周りのラテン好きが「これはいいよ」というものに、間違いは無いのだ。13日の公演が楽しみ。


11月5日(土曜日)

既に6回目を迎えた林田直樹さんによる「横断的クラシック講座」、今回のテーマはジャズファンにも人気のグレン・グールド。タイトルも『いま一度グレン・グールドを問い直す』という意欲的なもの。「ジャズファンにも人気の」と書いたがこれは私の実感でもあり、ジャズ喫茶を始めたばかりのころ、店に出入りするコアなジャズファンから「グールドいいよ」と奨められて彼のLPを購入。たちまちファンになってしまった。

以来現在に至るまで、おそらくジャズ以外で一番累積聴取時間が長いのがグールドのアルバムだろう。とりわけバッハの鍵盤楽曲が好みで、大半の作品は持っている。という個人的理由もあって、大いに楽しみにしていたのだが、その期待以上の収穫が有った。

収穫の第一は「なぜグールドジャズファンに好まれるのか?」という、私自身の好みの理由がより深いところで解ったこと。一般的には、グールドバッハ演奏は一昔前のワンダ・ランドフスカなどに比べ、クールでリズムの切れがいいところがジャズファン好みの理由だろうとされている。それはそれで間違いは無いのだけど、林田さんはより本質的なヒントを与えてくれたのだ。

それは、一般クラシック演奏家は「完成形」を求めるが、グールドの演奏は「過程を示している」というもの。多くの演奏家が作品の「答え」としての演奏を目指すのに対し、グールドは作品に「質問」するような演奏を提示しているという卓見だ。別の言い方をすれば、既成の作品に、有り得べきあらゆる角度から光を当ててみる姿勢とも言えるだろう。これってまさにジャズマンのやってることじゃないですか。

つまりリズムとかクールネスといった表面的な表現の奥に、グールドクラシック音楽に対する基本的姿勢があり、それがまさに「ジャズ的」なのですね。この林田さんの明解な説明で積年の謎が氷解した。

収穫の第2は、テーマどおり、グールドは素晴らしいけれど彼を神格化することなく、彼の音楽の本質を聴き取ろうということが実感として理解できたところだろう。たとえば彼のバッハは圧倒的だけれどそれがバッハのすべてではなく、彼が観たバッハであるというところをしっかりと押さえようというところ。

実際、今回聴かせていただいたフリードリヒグルダ平均律第1集はグールドと甲乙付け難い名演。ありがたくも今回林田さんからそのCDをいただいたので、これからジックリ腰を据え、グルダ版とグールド版を比較試聴し、二人の「違い」を把握しようと思っている。おそらくそのヒントは、演奏における感情表現のありようにあるような気がしている。

そう言えば林田さんはグールドの感情表現の本質は、一種のシャイネスにあると看破されていたけれど、これもまた見事な卓見だ。まったくもって同感です。

というわけで打ち上げも大いに盛り上がり、今後の講演予定も盛りだくさん。エア・チェック特集やらトスカニーニミケランジェリ、「神様」etc.とアイデアは尽きません。とりあえず林田さんの「横断的クラシック講座・第7回」は、来年2月辺りになる予定です。ご期待ください!