2012-01-15
I-O DATA HDE-U3.0Jが値下げ:3TB電源内蔵外付けHDD
I-O DATA「HDE-U3.0J」は3TB、大容量の外付けハードディスク。本体内に電源を内蔵し冷却用ファンを搭載しています。電源を内蔵するメリットはACアダプターが不要となるためコンセント付近がすっきりすることです。また、ファンを搭載することで熱に弱いHDDを効率良く冷ますことができます。もっとも、熱源となる電源を本体内に収めた結果、ファン搭載もセットになったのかもしれません。
HDE-U3.0J:IODATA 製品情報
「HDE-U3.0J」の仕様は、同社「HDE-UJ」シリーズと基本的には同じです。上述のように電源および冷却ファンを本体内に備えています。設置は横置きおよび縦置きに対応しています。「HDE-UJ」シリーズのように電源内蔵する製品は、どちらかといえば少数派です。ACアダプターを用いる方が構造が簡略化され、価格も抑えることができます。また、本体も小さくすることができます。
同社の「HDC-EUK」シリーズの3TBモデル「HDC-EU3.0K」(紹介記事)はACアダプターを使うタイプ。本体の大きさと重量をを比較すると以下の通り。「HDE-U3.0J」は奥行および高さが3cmほど大きくなり、重量は約1.6倍になります。
- HDE-U3.0J:幅46×奥行223×高さ155mm、1.6kg、横置き/縦置き
- HDC-EU3.0K:幅42×奥行185×高さ120mm、1kg、縦置きのみ
「HDE-UJ」シリーズや「HDC-EUK」シリーズを含む各社外付けハードディスク製品の比較記事もご覧ください。
I-O DATA HDC-EU3.0Kが特価。3TB外付けハードディスク
I-O DATA「HDC-EU3.0K」が値下げされています。タイ洪水によるHDD全体の価格高騰の中、同じ3TBの内蔵ハードディスクと同価格帯まで下がっています。
HDC-EU3.0K:IODATA 製品情報
「HDC-EU3.0K」は同社「HDC-EUK」シリーズの2TB「HDC-EU2.0K」と基本的には同じ仕様です。PC電源連動機能を搭載し、冷却ファンを内蔵しないファンレス個体を採用しています。電源はACアダプターにより供給されます。その他、詳細は各社外付け製品の比較記事をご覧ください。「HDC-EUK」シリーズは、アマゾンでは簡易パッケージ「フラストレーションフリーパッケージ」になっており、その分低価格で購入することができます。
I-O DATA HDC-EUKシリーズ
Androidマーケットの個人情報流出について
2012年1月12日に発覚後、不具合修正は完了(APIについては数日以内に修正予定)しているGoogleのAndroidマーケットの個人情報流出事故。
有料アプリ購入者の情報をアプリ販売者が閲覧可能になっていたものですが、この不具合のあるなしにかかわらず、購入者の氏名、住所の番地以外の部分、メールアドレスは閲覧できるようになっているとのこと。今回はさらに電話番号や番地を含む住所も流出可能な状態になっていました。
一方、AppleのiTunes App Storeでは、販売者は販売数だけしか知ることはできないようです。そのため、正常な状態でも、Androidマーケットのように氏名やメールアドレスが販売者に渡ることはありません。
一般に、比較的開放的なGoogleとそのサービス、厳格な審査を行うAppleのサービスという対比で語られることが多い両社ですが、アプリを購入するだけで、いろいろな個人情報が販売者に渡っていることを改めて知りました。
なぜ、Androidマーケットでは有料アプリ購入者の個人情報だけを販売者が見ることができるのかといえば、通信会社やクレジットカード会社に問い合わせる必要があるため、とGoogleは説明しています。確かに、購入者がアプリを購入してもその代金を決済できなかった場合、販売者としてはたいへんです。そういうケースに対応できるように、個人情報は使われるということになります。料金の発生しない無料アプリの場合はこういう対応は不要のため、個人情報は開示されていないということだと思います。
購入者がちゃんと代金を支払ってくれないというような問題は、iTunes App Storeでも起こり得るはずです。しかし、上記のようにAppleは個人情報を販売者に開示していません。そこから、決済にかかわる部分はAppleが一元管理していると考えられます。一方、GoogleもGoogle Checkoutという決済システムにより管理しているはずですが、個別の対応は販売者が行う、というスタンスなのでしょうか。
Androidマーケットでアプリを販売することは、iTunes App Storeで行うよりも敷居が低いといわれています。上記のようなGoogleのやり方だと、個人情報を収集するためだけにアプリを販売することも原理的には可能ということです。実際には中身のないアプリが売れるわけもないので、そうはうまくいくとは思いませんが、まじめな販売者が、実は、ということもありえます。氏名、メールアドレス、住所の一部であっても、スパムメール業者などにとっては、非常に有用な情報だと感じます。
ところで、実際にリアルな物品購入を考えた場合、たとえば楽天は、決済は楽天自身が行い、クレジットカード情報は販売者には開示されないとされています。Amazonマーケットプレイスでも同じです。ただし、品物を配送する以上、購入者の住所氏名、連絡先は販売者が把握する必要があります。そのため、通販などの場合も、Googleのやり方と同じように、クレジットカード以外の情報は販売者にも知らされるということになると思います。
また、Androidマーケットでは有名な企業から、海外のあまり知られていない企業や個人まで、多種多様な販売者が存在します。一方、楽天やアマゾンでは、販売者の多くは国内であり、国内外を問わず、自分のマーケットで販売するために販売者の審査を行っていると思います。もちろん、Googleもそうした審査は行っているとは思いますが、今回の事件の説明で、販売者がどの程度購入者の情報を閲覧したかどうかGoogleでは把握できない、と少々心配になってしまうような説明をしています。
自由と危険はつきもの、ということを今回の個人情報流出で、改めて思い知らされました。もっとも、自由なのはGoogleや販売者の方であって、購入者の側からいえば、リスクのウエイトの方が高いとも感じてしまいます。
なお、今回の事故について、総務省、経済産業省は実態調査を始めたようです。
参考:
- INTERNET Watch:GoogleがAndroidアプリ購入者情報を誤開示、決済システム不具合で
- 日本経済新聞:グーグル、顧客情報を業者に誤開示 決済サービス
- 朝日新聞:グーグル、個人情報をアプリ業者へ自動送信 すでに修正
- 朝日新聞:スマホの有料アプリ、情報流出に注意 国が実態調査へ
- インターネットでの安全のヒント - Google Checkout購入者 ヘルプ:ヘルプページの冒頭に今回の事故について説明書きがあり。日付もなく、さらっと書かれており、ちょっと不親切です。

