2005-04-15 まとめて
■[日記]MMOと希望格差社会に係る件
初めてMMOというものをやってみたが、なかなか面白い。何がって、ゲームの内容じゃなくて、バーチャルの中にあるもうひとつの世界に関してだ。
僕の認識では、多人数参加型オンラインゲームでは、そこに擬似世界が出来上がる。そこで人々を縛るのは物理学的事象ではなくゲームのシステムであり、法律ではなくゲーム会社の決めた決まりや不毛なマナーだったりする。
そしてこの法律。参加者のエゴによってコロコロと変わっていく。ある意味参政権のようなものなのかもしれない。日本で憲法を改正する権利を有するのは日本国民であるが、MMOの世界では、金銭を払ったものつまりお客様に参政権のようなものが付与されるのである。
そして、主権者たるお客様は、訳のわからない平等理論の元、実に様々な要望を出す。曰く、
「あいつは俺のできない手段で儲けている。ずるい。その手段を禁止しろ。」
曰く、
などなど、
ただ共通して言えることは、新規参入者や後発者、ゲーム弱者(何かの制約によって最大限の努力ができないもの)が既得権益者に噛み付くということだ。ん?これはどこかで見た構図だなと思ったら、今巷で流行の希望格差社会にそっくりだということだ。
ただ現実と異なるのは、MMO世界では、競争拡大路線ではなく、平等路線に舵を切っていくということだ。つまりは負け組みの要望が限りなく考慮された世界がMMOの世界だと考えることができはしないだろうか?(大げさか?)
で、負け組みの要望が限りなく考慮された世界ではどのようなことが起こっているだろうか?僕のやっているゲームはできて日が浅い為に、まだ症状が出ていないが、その他歴史のあるMMOでは参加者の標準化、没個性かが進み、皆が等しく与えられた権利の元、皆で同じこと淡々と処理するという世界になっているらしい。
う〜ん、なるほど。じゃ、やっぱり現実世界で格差を極小化し、弱者を可能な限り救済しようとすると、MMOのような金太郎飴のような社会になったりするのだろうか?なる分けないと思うけど、もう少し妄想してみる必要がありそうです。
あ、落ちがない。(つづくかもしれない)





