ebapon、ちびっ子ギャッングに襲撃される8


映像好きなebaponにとってアルテックA5はあこがれ。

そんなある日、オークションで288B+H1005、N500Cが出品されていた。

迷わず落札。


出品された方は、なんとオリジナルのシャラーホーンをお使いの方だった。


(写真はjblヘリテージから)


The Shearer Horn 

 ユニット15XSと284(共に励磁型)2ウエイ、ダブルウーファー構成


(以下その方からの耳学問ですが)


シャラーホーンはMGMがランシングはじめ6名のスタッフに、

エスタンを超えるシステムの開発を命じたことから生まれたトーキー

音響システムだそうである。1935年誕生、アカデミー音響部門賞を受賞した。


エスタンはシャラーホーンによって知らしめられた


低音不足を克服するため、


ミラフォニックシステムを開発する。



(写真は管球大国34 2004秋号 ホームページ転載分より)


 うーん、そっくりじゃないか。


シャラーホーンは是非ほしいなと思ったが、エンクロージャ一本でも

国内では50万ほどで、ユニットもオリジナルを求めると高嶺の花。

またフィールド型のスキルも必要とあって、断念。

(何事も一から勉強ですね)


あわせて出品者からアドバイスをいただいた。

(2年ほど前のことですが今でも耳の底に残っています)


ウーファーはみなユニットを選ぶが要はエンクロージャが大事である。

その上で、ウーファーとドライバーのつながりを合わせていく。

その時は決してドライバーに音を合わせてはいけない。あくまでウーファーとである。


一般家庭で試聴するときは、ドライバーにウエスタンの板抵抗(30、40オーム)

かますと良い。

エンクロージャは825、416 モノラルなら値段も安いだろう、と。



予言通り、825一本をやすく入手することができた。


第一回モノラル試聴会を開いた。



昨年の春のことである。