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2008-01-20 バイオショック

eckstein2008-01-20

ブログ変更 ブログ変更を含むブックマーク

次回よりLivedoorブログに移ることにしました。

新しいURLhttp://blog.livedoor.jp/headshot/です。

理由はいろいろあるんですが、とにかく画像が小さい。これはゲームの魅力を伝える側としては不便。まあそんなところ。

[] を含むブックマーク

すっかり忘れた頃に作られていた日本語パッチを導入して2週目スタート。

07年の大作FPSとして期待されていた本作だが、後半のマンネリ化に耐えられずに投げ出してしまっていた。

現在は特にクリアしていないソフトがあるわけもないので、再度プレイしてみることにした。

やはり字幕が母国語とそうでないのでは安心感が違う。英語字幕でも読めないことはないが、流れが速いのでついていくのは不可能。

完成度の高い字幕MODを開発してくれた有志達に感謝。

2週目ながらマンネリさを感じさせずに、安定して楽しめるのは流石大作といったところ。

飛び抜けたところはないが、際立って欠点と言えるところもない。

頭を空っぽにして撃ちまくる一般的なFPSとは異なり、敵の同士討ち、トラップによる暗殺といったクセのあるスタイルで戦えるのは気持ちが良い。FPSにおける頭の体操には持ってこいだ。

ちなみに2月にはXBOX360日本語版が発売予定。

箱でも良いという人なら、FPSユーザーであるのなら一度は遊ぶべき。

shaccoshacco 2008/01/20 23:23 ビッグダディ

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
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「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
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今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
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今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

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「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
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あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
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熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
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ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
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今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
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「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
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吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

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「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
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うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
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熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
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ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

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どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
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精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
集中してみよう。お前に言われるまで気付けなかったということは、私も不肖なうえに修行が足りぬな」
「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

236236 2008/01/21 13:55 感嘆と懐疑心の交錯するガラハドに向けて、ヴェントはそれまで主張してきたことを繰り返すが、見た目
どおり頑固な男らしく、なかなか持論をひるがえそうとはしない。
それでも、意思の疎通に困らなくなったというだけでもヴェントにとっては大きな前進だ。
精神的な疲労感は脇においておくことにして、素直な感想を口にしておくことにする。

「しっかし、グレイってのもおかしなヤツだなー。別れ際に装備を外してったくせに、わざわざ連れ戻して
光の術を覚えさせるなんて――」
「あれで人助けは気分がいいと言ったり、人嫌いではないらしいから、私もミリアムも信じていたのだがな。
吟遊詩人が何かの情報を持っていたようだが、そのために何故光術が必要だったのかは――」

そして、二人は苦労して顔を見合わせた。
「光の術だって!? 最初からそれを使えばよかったんじゃないの?」
「いや、光術とは言うが、光を矢にしたり不可視の光点を盾にしたりするようなものばかりで、単純に
明かりとして使えるようなものは無いのだ。それに、私は光の術法を上手くは扱えぬ」
「……うーん、やっぱ打つ手無しか。明かりさえつけば、なんとかなりそうなんだけどなあ」
術、術。本当にわずかな引っ掛かりを頭の中で考えながら、ヴェントは頭をひねった。
あいにくなことに、彼はあまり術に通じていたわけではない。旅の合間に魔道板を手に入れたわけでもなく、
せいぜいが魔法屋にある腕輪や武器で仕える初歩的な術を連携に取り入れていた程度だ。
「術を使う直前には光れるけど、あれも一瞬なんだよな……」
それで着火器具をどうにかするなど無理な話だと、ヴェントは思っていたのだが。
「いや、そうでもあるまい」
男の意外と思慮深そうな声が、確信を帯びて闇に響いた。
「え、なんで。術が発動する前なんて、一瞬なんじゃないのか?」
「いや、発動する前でいいのだ。今までの話を聞くに、お前の故郷は私たちの世界とは違うのだろうな。
私の世界で使われる光の術法は、集中する時にエロール神の輝きが術者へ宿るのだ」
「ってことは!」
ヴェントの勢い込んだ台詞に応じるように、ガラハドの語調には柔らかみと余裕がにじんでいく。
「そうだ。なにも明かりを求めて“術を使う”必要は無いわけだ。お前がランタンに火を灯すまで、私が術に
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「なに言ってんだよ? ガラハドがいなきゃ、こんなやり方だって閃けなかった。感謝してるぜ」
「――そうか」
あくまでも真っ直ぐに礼を言うヴェントに対し、ガラハドの返事は少し遅れた。
彼の合図に従って慣れない術へと集中を始めた瞬間、彼の身体を太陽のような光が取り巻く。
今のような場合、ガラハドが光術に熟練していない点が彼らにとって良い方向へ働いた。大事をとって、
彼が初歩的な攻撃術ではなく、高度な防御のための術を選んだことも一因である。
「よっしゃあ!」
光の術法に慣れた者の倍以上は時間をかけたガラハドの集中が終わった頃、ヴェントの歓声とともに、
ついにランタンへと明かりが灯った。
うすぼんやりとした視界の中で、戦士の身体に小さな光が吸い込まれていく。
「おお、聖戦士とか言うだけあってやるねぇ。今の術は、いったいなんなんだい?」
「スターライトビット、というものらしい。光点が盾になるらしいのだが……私が思っていた以上に
消費が大きい。むやみやたらに使えるものではないな」
熟練しないものが強力な術を使えば生命力を削ってしまいかねないと、神殿の面々から聞き知っていたが、
ただ一度の発動で、戦士の呼吸と鼓動は自覚できるほど浅いものになっていた。
「ふうん。じゃあ、ガラハド。落としたらまずいから、ランタンはあんたが持っててくれよ。腕持って
支えるくらいのことは俺にも出来るから、とりあえず入口に戻ってみよう」
ガラハドが返事をする前に、ヴェントは彼の手にランタンを持たせた。ザックから腕輪のようなものを
取り出して装備し、無理のある姿勢ながら戦士の大柄な身体を支えて歩き出す。

男だけど潮ぴゅっぴゅしたよwww男だけど潮ぴゅっぴゅしたよwww 2009/06/15 03:09
すげっ!!! 昨日の女に潮 吹 かされた!!!!!
イった後もキトー攻めされたら急に力入んなくんなって頭真っ白になってさぁ、
したら凄ぇ勢いで透明の液がチソコからブシャー!って出てマジ焦ったよww
女が潮 吹 くのは当然として、男が潮 吹 くなんて思わなかったわぁwwwww
頭がブッ飛ぶぐらい気持ちいいからやってもらってみー??

http://shiofuki.navi-y.net/Kwgm6za/

マンスジが大好物だwwwwマンスジが大好物だwwww 2009/06/22 17:51
マンスジフリークの俺様としてはやっぱ一人じゃ足りないんだよねw
いつもとりあえず3人呼んでお気に入りのスジの子にパンツのまま顔に乗ってもらって他の子はハメたり舐めてもらったりって感じかなー?
3人まとめての方がバイト代も多くもらえるし一石二鳥だろ( ̄ー ̄)にやり

http://ahan.yumenokuni.net/FSnj9XI/

とりあえず生で!!!!!!!とりあえず生で!!!!!!! 2009/07/28 23:09
生挿入はムリって女の子でも「とりあえず生で」って言ってみたらウケて簡単に生で挿れさせてくれるなwwwwww
挿れてしまいさえすれば中出汁も余裕だし言ってみる価値ありすぎだろ?
まぁここの女は言わなくても100%生おkだけどwwwwwwwwww

http://netoge.bolar.net/c6rXZsp/

俺の銃が火を噴くぜwwww俺の銃が火を噴くぜwwww 2009/08/08 09:33
始めた途端に誘いの嵐だったからちょっとパニクったわwww
とりま玩具プ レ イ好きのビ ッ チを選んで楽勝で即 ハ メ〜(^-^)v
ハ メ て 5 万 貰 え るとかカルチャーショックだったけど、
これやらないやつはただのバカだろwwwwwwwww

http://ene.creampie2.net/7InW3f2/

はいちゃんちゃんちゃん!!!!はいちゃんちゃんちゃん!!!! 2009/08/12 03:14
もーさすがに3回は果てるってーー!!!(>_<)
連続じゃないだけマシだけど1 0 万の為とはいえ3回ヤるとティ ンコさんが火を噴きそうなくらい真っ赤っ赤だよ(^^;
まー何気に足 コ キしてもらったのって初めてだし、得っちゃ得だけどねーwww

http://kachi.strowcrue.net/GmoP7yg/

自由だーーーー!!!!!!自由だーーーー!!!!!! 2009/08/19 07:35
セ ク っ て 稼 げ るなら旅したついでにヤる事にしたんだけど、これウメェわwww
女の家に泊まるから宿代いらないし、旅先で稼げるから財布もイラねーwwww

とりあえず女の子と約束して、家に泊めてもらって、ハ メ て、諭 吉ゲットwww
楽勝すぎてすげぇ笑えるwwwww
儲 か る旅って最高ーーーwwwwwww

http://yuzo.plusnote.net/m8Gx8vM/

よーちよちよちよち!!!!よーちよちよちよち!!!! 2009/08/24 15:05
最近ここの女におしゃぶり咥えさせてガラガラ持たせて
パッコンパッコンしてやったんだが、反応がハンパネェっすwwwwwwww

「気持ちいいですぅーん!!はあっぁぁああ!!!」

こんな萌えボイスで叫ばれたら余計に興 奮するっての!!!!!!

仕方ないからずぶずぶ奥まで挿れてあげたら
ずっと潮ピュルーって飛ばして痙攣しまくりー(・∀・)ぐっふふ

http://okane.d-viking.com/sr0WY0z/

2008-01-17 今年購入予定のゲーム

[] を含むブックマーク

発売予定のものも含めれば、今年はコンシューマには大作が結構あるように思える。

MGS4が予定通り発売されるかは疑問。

PC

Far Cry 2

NecroVision

Project Origin

S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky

Turning Point: Fall of Liberty

XBOX360

Army of Two

Battlefield Bad c0mpany

Devil May Cry 4

PS3

Haze

Killzone2

Resistance2

他にもいくつかあるかもしれないが、とりあえず4月ごろまでと年間を通して発売予定のソフトで購入予定なのは11作品

これからさらに増えるかもしれない。

300300 2008/01/19 08:10 絵柄の出所そのものは本当に絵師の絵だが、
それを印刷した素材の質は安物一直線。

つまり安物素材に版権絵を印刷しただけのものを信者に売って大儲けするだけ。
信者と書いて儲とはよく言ったものです。

300300 2008/01/19 08:10 絵柄の出所そのものは本当に絵師の絵だが、
それを印刷した素材の質は安物一直線。

つまり安物素材に版権絵を印刷しただけのものを信者に売って大儲けするだけ。
信者と書いて儲とはよく言ったものです。

300300 2008/01/19 08:10 絵柄の出所そのものは本当に絵師の絵だが、
それを印刷した素材の質は安物一直線。

つまり安物素材に版権絵を印刷しただけのものを信者に売って大儲けするだけ。
信者と書いて儲とはよく言ったものです。

300300 2008/01/19 08:10 絵柄の出所そのものは本当に絵師の絵だが、
それを印刷した素材の質は安物一直線。

つまり安物素材に版権絵を印刷しただけのものを信者に売って大儲けするだけ。
信者と書いて儲とはよく言ったものです。

320320 2008/01/19 08:11 ついでに言うと、その手の原画展はつまるところ、悪徳商法
(一応「まがい」をつけないといけないわけだが)なので、
その手の企画に手を貸してる絵師って言うのはその程度の質の低い金の亡者と思っていい。

信者を金づるとしか思っていない人間でなければ、そんな企画に手を貸したりはしない。
パチンコに作品=自分の子供たちを身売りするのとほぼ同じ、もしくはそれ以上に悪質だから。

320320 2008/01/19 08:11 ついでに言うと、その手の原画展はつまるところ、悪徳商法
(一応「まがい」をつけないといけないわけだが)なので、
その手の企画に手を貸してる絵師って言うのはその程度の質の低い金の亡者と思っていい。

信者を金づるとしか思っていない人間でなければ、そんな企画に手を貸したりはしない。
パチンコに作品=自分の子供たちを身売りするのとほぼ同じ、もしくはそれ以上に悪質だから。

320320 2008/01/19 08:11 ついでに言うと、その手の原画展はつまるところ、悪徳商法
(一応「まがい」をつけないといけないわけだが)なので、
その手の企画に手を貸してる絵師って言うのはその程度の質の低い金の亡者と思っていい。

信者を金づるとしか思っていない人間でなければ、そんな企画に手を貸したりはしない。
パチンコに作品=自分の子供たちを身売りするのとほぼ同じ、もしくはそれ以上に悪質だから。

320320 2008/01/19 08:11 ついでに言うと、その手の原画展はつまるところ、悪徳商法
(一応「まがい」をつけないといけないわけだが)なので、
その手の企画に手を貸してる絵師って言うのはその程度の質の低い金の亡者と思っていい。

信者を金づるとしか思っていない人間でなければ、そんな企画に手を貸したりはしない。
パチンコに作品=自分の子供たちを身売りするのとほぼ同じ、もしくはそれ以上に悪質だから。

320320 2008/01/19 08:11 ついでに言うと、その手の原画展はつまるところ、悪徳商法
(一応「まがい」をつけないといけないわけだが)なので、
その手の企画に手を貸してる絵師って言うのはその程度の質の低い金の亡者と思っていい。

信者を金づるとしか思っていない人間でなければ、そんな企画に手を貸したりはしない。
パチンコに作品=自分の子供たちを身売りするのとほぼ同じ、もしくはそれ以上に悪質だから。

350350 2008/01/19 11:56 なんでブログを荒らし始めたかわかる?

>>301で20代の俺をおっさん呼ばわりしたからだよ。
俺と同じくらいの年齢のはずなのに、だ。

あんたが謝らない限り、俺はこのスレもブログも荒らし続けるよ。
ひとこと、悪かったって謝るだけでいいんだ。

350350 2008/01/19 11:56 なんでブログを荒らし始めたかわかる?

>>301で20代の俺をおっさん呼ばわりしたからだよ。
俺と同じくらいの年齢のはずなのに、だ。

あんたが謝らない限り、俺はこのスレもブログも荒らし続けるよ。
ひとこと、悪かったって謝るだけでいいんだ。

350350 2008/01/19 11:56 なんでブログを荒らし始めたかわかる?

>>301で20代の俺をおっさん呼ばわりしたからだよ。
俺と同じくらいの年齢のはずなのに、だ。

あんたが謝らない限り、俺はこのスレもブログも荒らし続けるよ。
ひとこと、悪かったって謝るだけでいいんだ。

350350 2008/01/19 11:56 なんでブログを荒らし始めたかわかる?

>>301で20代の俺をおっさん呼ばわりしたからだよ。
俺と同じくらいの年齢のはずなのに、だ。

あんたが謝らない限り、俺はこのスレもブログも荒らし続けるよ。
ひとこと、悪かったって謝るだけでいいんだ。

392392 2008/01/19 18:38 個人的見解によるスコアは
True Tears 5.5
シゴフミ 6.8
ロザリオとバンパイア 6.4
ビバップ 9.5

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ロザリオとバンパイア 6.4
ビバップ 9.5

392392 2008/01/19 18:38 個人的見解によるスコアは
True Tears 5.5
シゴフミ 6.8
ロザリオとバンパイア 6.4
ビバップ 9.5

2008-01-15 Free Bird

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BSで放送していたレイナード・スキナードのライヴに感化されて衝動的にライヴ盤を買ってしまった。

スキナードの歴史の中でも最高潮の時に登場した名盤「One More From The Road」。

アメリカ南部のブルージーなサウンドは泥臭いながらも妙な心地よさを感じさせる。

レイナード・スキナードといえばFree Birdが最も有名であり、僕も大好きな曲だが、このライヴ盤には古くはロバジョンの名曲であり、クリームがロック風にアレンジしたバージョンの演奏が収録されている。

サザンロック好きは買って損はない。いや、買うべき。これ必須アイテム。

One More From the Road (Dlx)

One More From the Road (Dlx)

2008-01-12 イナクト

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今日の00はAEUのエース、コーラサワーが見れただけでも十分だった。

さすが模擬戦王。

彼がいない00なんて00じゃない。

shaccoshacco 2008/01/14 15:24 バーローwww

2007-12-27 ユニオンフラッグ

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f:id:eckstein:20071227231201j:image:w200

中途半端に組み立てて放置していたユニオンフラッグをなんとか仮組み状態まで終了。

後は洗浄→サフ吹き→塗装ってところか。

今回のガンダムアニメとは反比例(?)するかのようにプラモは完成度が高い。

たかが量産型とはいえ、ガンダムに負けず劣らずのプロポーションである。

はじめて見た時は「なんだこのロボットは」なんて思っていたが、劇中の目覚しい活躍で見る目は変わった。

OOの主役はユニオンフラッグと言ってもいい。グラハム・エーカー使用のカスタムフラッグも黒いボディでカッコイイので、二つ並べて写真を撮ってみようと思う。

量産型はユニオンのフラッグ、人革のティエレンが出ているのにAEUのイナクトだけ未発売。出番が少ないせいだとは思うが、ここは模擬戦のスペシャリスト、パトリック・コーラサワーの奮闘に期待したい。