バーチャル→リアル→バーチャル…,そしてアート

ecochem2006-02-02

右のアニメは2006/01/30に書いたように科学未来館に行った際,ミュージアムショップで購入した「LEDライトベース」の上に,函館高専の長尾先生から以前いただいた分子を掘り込んだクリスタルを載せて撮ったもの。分子は以下のページに出ている カリックス[6]アレーン + C60

長尾先生は上記ページのリンク資料 [PDF]にもあるようにユニークな仕事をされていて,Web上にある一定の書式で表示されている3Dデータを何でも(分子,建築物,彫刻,…)リアルな工芸品などにしてしまう。
上のクリスタルは拙作ページのデータを使って作ったものを,学会であった時にプレゼントしてくれたもので,感激してしまった。
その学会でのデモではいろいろな作品をLEDを使って煌びやかに見せてくれ,LEDは100円ショップで売っていると教えてくれたのだけれど,なかなか見つからなかった(ネットで探せばあるのだろう)。それが今回未来館で売っていたので,早速買って画像やアニメを作成して楽しんでいる次第。
今の時代は,分子などの難しいものでも魅力的に見せる努力が必要なんだと思う。