mixiに新コミュニティ「アカデミックWeb2.0」開設
2006/06/21に書いた上京で仕入れてきた本から。
- 高城剛,「ヤバいぜっ! デジタル日本 ―ハイブリッド・スタイルのススメ」,集英社新書(2006) …bk1情報
- 著者サイト:takashiro.com
- 神田敏晶,「Web2.0でビジネスが変わる」,ソフトバンク新書(2006) …bk1情報
- 著者ブログ:KandaNewsNetwork
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のmixiに新コミュニティ「アカデミックWeb2.0」
それぞれにWeb上でユニークな活躍をしておられ,教えられることが多かった。まずは“行動”なのだと改めて思う。
少し面白かったのは,高城さんが“わが国がバブル後の10年で失ったのは,自信だけでなく,速度と知恵である”(p.154)と,変化のスピードの大切さを繰り返し主張しているのに対し,神田さんは“インターネットの世界では,ウェブの進化がもたらす恩恵を誰もが体感できるという「平等性」と同時に「スピードの危険性」も秘めている”(p.204)と,その危うさをも指摘していることである。自分自身以前からネットで情報発信する上で“agility”の重要性を痛感しているが,いろいろな意味で現代における“速度”というものを認識しているか否かは大きな問題である。
というわけで,また頭が“Web2.0”になったところで,SNSのmixiに初めてコミュニティを設けてみた。ビジネスの世界だけでなく,“知の共有”を標榜するアカデミックの世界でも同キーワードは重要と考えているので,是非多くの方にご参加いただいて活発な情報交換ができたらと願っている。なお,上掲書2冊の巻末にはキーワード集・用語集が付いていて,当然のようにSNSが載っていることと,“アカデミックWeb2.0”という語はGoogle・Yahoo!・mixiで検索しても見つからず新語であることを書き添えておきたい。
- mixi新コミュニティ「アカデミックWeb2.0」