来週のSTS学会年会(阪大)で話すSPYSEEのことなど

大阪大学総長の鷲田清一さんによる記念講演『21世紀の教養?』を聴くのが楽しみ。鷲田さんと言えば,以下のような「着る」ことに関する著作が何冊かあるのもユニークである。
ひとはなぜ服を着るのか (NHKライブラリー (96))

なお,今回の年会では紙版の要旨集はやめてPDF版のオンライン要旨集だけにするという初の試験的試みがなされ(会員および年会参加者限定公開),検索もできるので重宝している。


私は上図のように,

  • 本間善夫,『科学コミュニケーションにおけるWeb2.0 の活用事例』(E-2-3【GS】科学技術コミュニケーションVII:手法と教材,11/09・13:20〜14:50)

というタイトルで発表するのだけれど,私が立ち上げて多くの方にご協力いただいたSPYSEE「サイエンスコミュニケーション」タグ*1についても触れる予定だったのに,せっかく多くの方が集めてくれたメンバーの大多数からタグを消されるという現象が起こっている*2。何回か再度タグ付けしても翌日には消されている異常さなのでSPYSEEに連絡したところ,同タグ以外でもタグの“消し屋”(私の造語)のことは把握していて対策に苦慮しているとのこと。ネットで重要な「つなぐ」営為の重要性を考えるとやり切れない現象である。もちろんこのことは発表でも話す予定。
で,似たようなタグをつくるのは好ましくないのだけれど以下のようなタグを立ち上げて教材として利用している。事態が落ち着けば統一の作業も厭わないつもりである。


サイコミと科コミ,どちらが見てみたいと思うだろうか

ところで,別ブログに書いたように,職場の来春からの4大化が確定して新潟県立大学がスタートする*3
私の担当科目の中に「科学技術社会論」,「科学コミュニケーション論」があり,これもI先生からSTS学会に推薦していただいて入会することができ,第1回から発表を続けてこられたお陰だと感謝しているところである。

*1:2008/08/16の記事参照

*2:他にも私が立ち上げたタグであるにもかかわらず,私自身の記事からタグが何回かごっそり消されたりしている。異論があるなら自分で新しいタグ名を考えてメンバーを集めることもできるだろうに。

*3:ただしWebサイト「生活環境化学の部屋」とこのブログのURLは変わらないのでご安心を。