【レポート】2018年5月15日 小児救命講座
守山消防局の川村さんをえこどもの家にお呼びして救命講座を開催しました。
子どもの場合 一番大切なのは事故予防(外傷、溺水、窒息)ですが、それでも急に反応が無くなった時には すぐに119番。そして早い応急手当(心肺蘇生と AEDの装着)になってきます。
皆さん 携帯電話をお持ちかと思いますが あれば固定電話の方がすぐに場所を特定しやすいとの事。電話が繋がった瞬間ある程度の場所が分かり出動するので早いそうです。また野外では場所の特定が難しい為 あらかじめ目標物を決めておくのも大切です。
名古屋市は救急車を要請してから現場到着まで何分だと思いますか?
なんと平均6分。これは全国で一番早いんですって。しかし、、
現在42台の救急車が稼動していますが9割が出払っている状態も珍しくないとおっしゃってました。また心臓と呼吸が止まってから居合わせた人が応急手当をするか しかないかでは 救命の可能性は半分も違ってきます。
そこで 胸骨圧迫(心臓を圧迫させて頭と肺に血を巡らせる事)がとても大切になってきます。
さて今回は成人、小児、乳児の胸骨圧迫、AED、人工呼吸を人形を使って体験しました。ちなみに人工呼吸は感染防護具がない場合や ためらわらる場合は胸骨圧迫のみでOK。(ガーゼを口と口の間に当てるだけでは感染症予防にならないようです)
<乳児は胸の真ん中で、乳頭を結んだ線の少し足側を指2本で圧迫>
<AEDの使い方の実践>
一度だけ応急手当の講座を受けたけど 遠い記憶であやふやだと いざという時何をしていいのか分からない、、、なんて事もあるかもしれません。
今回実習を受けて 落ち着いて行動する為にも とても良いブラッシュアップになりました。
文、写真 えこども かおり